すえむら資料館
最近、ブログをさぼっていました。
言い訳をするならば、先週、携帯が壊れ、取りだめていた写真データが全てぶっとんだこと。
ブログを毎日タイムリーに書けばいいのですが、ついつい、写真だけ撮って、数日後に書いている私。
で、このところ忙しくて、写真(ブログネタ)をためていたところ、それがぶっ飛んで、書く気が失せていたわけです。
さて、そんな言い訳をしたところで、それでも写真なしで書いてみます。
すえむら資料館。先々週に行ってきました。
ご存知ない方もいるでしょうが、堺市は須恵器の里。古代、たくさんの須恵器の窯が作られ、数百年にわたり、須恵器がつくられてきました。
まさに、ものづくりのまち堺の原点と言えるでしょう。
また、その須恵器の技術は朝鮮半島からもたらされたものであり、堺の国際交流の象徴とも言えます。
そんな須恵器を軸に、土器→須恵器→陶器を移り変わっていく様がわかりやすく展示されている、すえむら資料館(写真データがなくなったのが、残念!)。
以前、視察先の盛岡で、考古学に携わる方のお話を聞いた時に、「すえむら資料館は、考古学に携わる者の通る道です」と聞かされたのが、大変印象的でもありました。
そのすえむら資料館も、この9月末に老朽化により、閉館することとなりました。
改修も検討されましたが、費用が非常にかかることから、貴重な資料はいったん埋蔵物文化センターに保存され、公開については今後の検討となります。
で、前置きが長くなったのですが、、、、なんと、すえむら資料館現地では、「閉館」の案内がまったくない!!!!
すでに新聞などでは報道され、周知の事実なのですが、肝心の現地では案内なし!
これって、不親切だし、不自然じゃない????
そう思って、堺市のホームページを見たら、ここでも案内なし!
すでに議会で承認され、新聞報道までされているのに、これは単なる怠慢か、それとも、、、、?
報道に触れずにここに来た人が、「子どもを連れてまた来よう!」なんて思ったら、どうするんだろうか?
些細な事かもしれないけど、これにはほんと驚きましたよ。
もちろん、すぐに担当課に是正を求めました。
ほんと、役所って、何かを実施することには一所懸命でも、それを告知することには、けっこうテキトーだったりする。これも役所あるある、ですね。
堺市議会議員 ふちがみ猛志