ちょっと達成感
道路に「とび出し注意」の表示を書いてもらった。
幹線道路の抜け道で、けっこう飛ばす車も多く、万一事故になったとき、「とまれを守らなかった子どもが悪い」なんて言えないわけで。
また、別の交差点。
ミラーをつけてもらった。
高校、中学も近くにあり、自転車と行き交う。
なのに、見通しが非常に悪く、事故多発交差点。
いずれも近くの市民の方からの要望で動いたもの(前者は小学校の同級生から)。
ちょっとしたことかもしれないけど、こうやって、仕事が形になるって嬉しいもの。
そういや、議員になるずいぶん前、こういう地元のミラーや、道路表示や、あるいは街灯みたいな仕事は、本来の議員の仕事ではないような気がしていた。
「議員の仕事は議会にあり。制度を作ることにあり。」ってかんじで。
しかし、いざ政治の世界に来てみて。
さらには、議員になってみて。
やっぱり、こういうのも軽くみちゃいかんなと思う。
町の安心・安全、大事でしょ。
いちいち議員が言わなくても、市民の不満・不安を役所がタイムリーに拾って、すぐ対処するのならいいんだけど、現実はそうじゃないから、やはり議員がその隙間を埋めないと。
今回の件も、前者の道路表示に関しては、私の友人が警察に相談にいったところ、「地域の意見でなく、個人の意見でしょ」と、相手にされなかったとか。
確かに、役所がなんでもかんでもやれるわけではないから、そうした観点も一定程度大事だけど、もっと大事なのは、それが本当に必要なのかどうか。
市民に言われようが、地域に言われようが、議員に言われようが、それが本当に必要なことならやるべきだし、そうでないならやらなくていい。
なかなか役所が、そうした判断で動かないケースがあるから、私は私で、議員として、個人の意見であれ、地域の意見であれ、それが本当に必要かどうかを判断し、必要なものはちゃんと実現できるよう頑張るのみ。
そして同時に、議員を通さなくとも、市民一人ひとりの声が役所に届く、そうなるように頑張ろう。
とりあえず、今日は、そんな小さな2つに、ちょっと達成感(^-^)b
堺市議会議員 ふちがみ猛志