イクボス
イクメン、イクジイ、そんな言葉に続くのが、
イクボス!!
らしい。
子育ての話が出たので、ついでに。
男が育児をするのは、もはや当たり前。
→イクメン。
じいさんが育児を手伝うのも、当たり前。
→イクジイ。
さらに、これから本当の意味で、子育てをしやすい社会を作るのに重要なのは、
イクボス!
育児に理解を示す上司。
男性新入社員に「将来、子どもができたら育児休暇を取りたいか」と質問したら、なんと七割が「Yes」と答える、
そんなデータもある。
しかし、現実の取得率は2%未満。育児休暇だけではない。
子どもの保育園のお迎えに、何の後ろめたさもなく、会社を定時で退出できるか。子どもが熱を出した時は?
そんな日常の子育てと仕事の両立において、果たして本当に職場がそれを理解し、バックアップできているのか?
やはり重要になってくるのは、子育てをしている当事者だけではなく、
上司!!
現在の子育て世代と、それより若い世代は、かなり意識が変わってきているが、まだまだ変わっていないのが、経営層、管理職層。
だって、自分たちが若い頃、そんなことをしていないから。
これからは、人口減少社会。
労働人口も当然減少し、企業も働き手の取り合いが激しくなる。
女性はもちろん、男性にとっても子育てしながら働ける環境を提供しないと、その職場には人が集まらなくなるだろう。
少子化をどうにかしないと社会全体が立ちゆかないのと同様に、いや、それ以前に、少子化に向き合わないと、会社が立ちゆかなくなるだろう。
だから、イクボス。
経営層、管理職層の意識を変え、
イクボスに!
政治の側からできることは何なのか、まだ具体的な政策に落とし込めていないけど、
少子化を克服するために、そんなプロセスが必要なことだけは、はっきりしている。
今思えば、サラリーマン時代、私はイクボスではなかった。
そんな自戒の念も込め、当時の部下の苦労も思い浮かべながら、この課題に取り組みたい。
まずは育児に理解を示す議員、
イクギインを目指して。
ふちがみ猛志