NOWLOADING

ホームステイを受け入れてみて

先週と先々週の2週間、我が家にベトナムからの留学生ヴィちゃんがホームステイしていました。

 

 

 

これは堺市のアセアンとの交流事業で、アセアンから6か国12名の民間大使(大学生)を招き、堺市内の小学校などで授業をしてもらったり、交流イベントを実施してもらい、その間のホームステイ先を市民から募集していたのです。(私はそれに応募し、当選!)

 

※歓迎レセプションの様子

 

 

本当に素晴らしい2週間でした。

 

色々な観光地に行ったり、

 

 

家でパーティーをしたり、カラオケに行ったり、

ベトナム料理を作ってもらったりもしました。

 

私にとっても、家族にとっても(特に小学生の子どもにとって)、大変素晴らしい機会でした。

ヴィちゃんにとっても、そうだったと思います。

 

私たち家族にとって、ベトナムが特別に好きな国になりました。

 

「今、行ってみたい国は?」と問われれば「ベトナム」と答えますし、昨夜もヴィちゃんに教えてもらったベトナム料理を作ってみたところです。

 

ベトナムをもっと知りたいと強く思っています。

それもこれも、ヴィちゃんという、一人のベトナム人と交流し、彼女と仲良くなったおかげです。仲良くなったから、彼女の背景にあるその国の文化や歴史にも魅かれたわけです

 

その人を好きになれば、その人の背景にあるもの、大事にしているものにも、好意や関心を持ってしまうものです。なかなか嫌いになんてなれません。

 

綺麗ごとと思われるかもしれませんが、こうした人と人の交流の積み重ねこそが、「人が人を好きに」なり、「人が、その相手の国や文化を好きに」なり、「国と国が仲良く」なっていくことに繋がる、つまり世界平和に繋がるのだと、私は信じています。

 

むしろ、こうした人的交流のない平和など、ありえないとすら思っています。

交流こそが、無知と偏見と差別と対立をなくしていく、遠いようで確実で地道な一歩だと思います。

 

また、こうやって他国に「日本が好き」「日本のファン」と思ってくれる人を増やす取り組みは、国益にかなうものであり、経済的、文化的なメリットに留まらず、安全保障にも繋がるものです。

 

 

堺市は、平和と人権を尊重するまちづくり条例で、『平和の実現と維持及び人権課題の解決のために世界へ向かって行動し、発信するまち「国際平和人権都市・堺」の実現に努めることを決意』と高らかに宣言しています。

 

大層な文言ではありますが、今回の事業のような国際交流こそが、自治体にできる、この条例に適った取り組みの一つだと思います。

今後、実際にこの事業を体験した一人として、議会でもこの取り組みの素晴らしさを訴え、拡充を図っていきたいと思っています。

 

※ご関心のある方は、そんな大層なことを考えなくとも、気楽にホームステイに挑戦してみてください!ぜったい楽しいと思います!

 

 

 

 

 

 

堺市議会議員 ふちがみ猛志

意見・提案