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商店街にたくさんの人が

綾之町東商店街。

私の生まれ育った地域にあり、小さな頃、よくここにおつかいに来たことを覚えています。
しかし、時が経ち、多くの地域の商店街がそうであるように、ここもシャッター通りとなってしまい、
今も営業されているお店は、ごくわずかとなりました。
そんな綾之町東商店街に足を運ぶ度、寂しい思いをしていたのですが、今日はたくさんの人が!!

数年前にここに出店した雑貨店の八花堂さんが、「八花祭」を開催。

若い仲間の皆さんがユニークな飲食のお店を出したり、DJブースがあったり、
近くの学校のオヤジ会の皆さんによる「昔遊び体験」があったり。
来場者は若くてオシャレな方が多く、商店街が賑やかで、そして華やいでいました!
この商店街の景色はまさに私の原体験のようなもので、昔を彷彿させる商店街の大勢の人に、なんだかジーンときました。
商店街の活性化、再生は、行政主体でできるものではありません。
地域の頑張りが大前提で、それをサポートするのが行政の仕事です。
行政に「あれを、これを」と要求するばかりでは、絶対にうまくいきません。
そういう意味では、この綾之町東商店街には「地域の頑張り」があり、それがこうしてカタチになってきているのです。
まだまだ道のりは長いでしょうが、この商店街にまた人が集う日がくるように、
今日のような日が増えるように、私もどんなお手伝いできるのか、しっかり考えていきたいと思います。
ちなみにこの景色。

商店街の途中に踏み切りがあり、ちんちん電車が走る光景。

小さな頃から見てきた私には、当たり前すぎる光景ですが、
大変珍しく、レトロで、魅力的だと、最近雑誌(か何か)で見ました。
そう言えば、今日の祭りを企画された方は、地元出身者ではありません。
地元でないからこそわかる魅力もあるのでしょう。
社会を変えるのは「若者、バカ者、ヨソ者」と言いますが、この「ヨソ者」とは、まさにこういうことなんでしょうね。
私にとっても、地元の魅力の再発見の1日となりました。

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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