大網質疑

12月3日に大綱質疑を行いました。

主に以下のようなやり取りを行いましたので、報告します。
来週半ばには堺市HPで録画中継がアップされますので、ぜひご覧ください。

①子育てのまち堺について
・竹山市政になり、子育て予算は約30％アップ。評価したい。
・松井府政が子ども医療費助成を削減する中、堺は高いレベルで維持。評価したい。
・しかし、高３までの拡充は約四億円を要し、それより、きめ細かな施策の充実を。
・今年度から国の制度変更で、多子家庭の保育料が上がり、緩和措置を取った自治体もあるが、堺はとっていない。子育てのまち堺の名折れ。
・育休退園制度が堺に存在したことは遺憾だが、問題となり速やかに廃止したのは評価したい。
・当事者により沿う子育てのまち堺を望む。予算がなくともできることはたくさんある。

②公共工事の地産地消について
・改正品確法の主旨を踏まえ、地元企業の育成に努めてほしい。
・高度成長期のインフラの更新時期が迫る中、技術者は不足している。自治体間で、公共工事を担う企業の取り合いが起こる。地元企業の育成は、市民の安心安全にも繋がる。

③中心市街地の活性化について
・南海高野線の連続立体交差事業を推進されたい。
・高野線の高架化を前提とするかどうかで、堺東のビジョンが全く変わる。高架化が完成する時期を着地点にして、堺東のビジョンを作ってほしい。
・堺東の活性化には、歩行者・自転車の誘客が極めて重要で、駐輪場の再配置が望まれる。
・不便な駐輪場は安くても人は来ない。便利であれば、高くても集まるというデータを紹介。
・駅前に機械式駐輪場を導入するよう提案。自転車のまちのシンボルにもなる。

④大阪女子大跡地について
・整備計画が進む、百舌鳥古墳群ガイダンス施設と博物館の連携が重要。
・博物館は10～20年で建て替え時期となる可能性が高い。
・その際には、博物館とガイダンス施設が同じ場所にあるべきで、ガイダンス施設の西側、大阪女子大跡地3.8haの整備構想は、そのことを意識してほしい。
・場合によっては、中央図書館の移転先にもできる。歴史と文化の発信拠点にしてほしい。

10日（木）には文教委員会の質疑があります。
しっかり準備して臨みたいと思います！

堺市議会議員　　ふちがみ猛志