大網質疑で進んだこと
前回「大綱質疑の概要」について書きましたが、自分で読み返しても、実にわかりづらい文章ですね(汗)。
「要望した」と一言で言っても、実現可能性が薄いものから、ほぼ確実に実現しそうなものまで幅広くありますが、読まれていても「要望しただけ?」と思われるでしょう。
プロセスをくどくど書いても、「結局どうなったん!?」とお感じになると思います。
そこで「これは実現に向けて、前に進んだ!」「そのきっかけを作れた」と思ったことを列挙してみます。
ただそうは言っても、あくまで私が「そう思った」だけですので、、、意を汲んでくださるよう、お願いします。
①保育士の子どもの優先入所
待機児童問題の原因の一つが、保育士不足。
育休明けの保育士がその子どもを預けられず、仕事に復帰できなければ、待機児童問題はますます深刻になります。
堺市では、入所の選定の際、保育士には2点の加点がありますが、ハッキリ言ってスズメの涙です。
とにかく先に入所を決定する「優先入所」が必要で、おそらく、、遠からず実現させられるのでは、、少なくとも加点をより大きくできるのでは、、と期待しています。
②災害時の個人事業主への見舞金
災害時の堺市による見舞金は、住家の被害が対象で、非住家は対象外です。
そもそもの金額低さも問題(全壊5万円、半壊3万円、床上浸水2万円)ですが、ないよりマシです。
非住家と言っても、個人事業の店舗が被災した場合、機器などの被害はもちろん、営業が再開できなければ、即、生活の困窮に繋がります。
個人事業向けの見舞金制度の創設を求め、危機管理室、産業振興局ともに「検討」を表明しました。
これはきっといけるはず!(と信じたい!)
③学童保育の委託契約期間の長期化
学童保育の運営事業者との契約期間は、現在3年です。
事業者を一定期間ごとに見直す必要はあると思いますが、私は5年が適当だと思っています。(仮に事業者が変わったとしても、小学校6年のうちに最多でも1回となるため)
気づけば、大浜公園の猿の飼育事業が5年契約。「生きものの飼育には継続性が大事」なんだとか!
だったら、子どもの教育は言わずもがなでしょ!
これも、ここまで言えばなんとかしてくれるはず!
もちろん、この3点以外にも色んなことを要望したり、大事な事実や方針を確認したりもしました。次に大きく前進させるための、布石が打てたものもあります。とりあえず今回は、わかりやすいもの、前に進んだ(と私が思っている)ものを列挙しました。
次の出番は、13日の総務財政委員会です。
こちらも、少しずつでも前進、改善させられるよう、頑張ります!
堺市議会議員 ふちがみ猛志