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子育てのまち堺、前進!!

久々に前向きなブログを書こう!!

先日説明を受けた、来年度予算案。
いや~、よかった!!!
これまでの議会で訴えてきたことが、いくつか形に!!
とりあえず、二つ紹介。
①第三子の0-2才の保育料が無料に!
今年度から、国の制度変更で、保育料が変わっていて、
一人っ子 … 値下げ
二人 … そのまま
三人…値上げ
四人…さらに値上げ
五人…さらにさらに値上げ
という、子どもが多ければ多いほど、損をする制度変更!
いや、制度改悪!!
まさに少子化対策に逆行!!
この国の制度改悪に対して、緩和措置を取った自治体が多い中、堺は取らなかった…。
そのことを、11月議会で厳しく批判し、多子家庭支援を要請していた。
それに関連するものとして、予算案にあったのが、
第三子の0-2才の保育料無償化!!!
上の子の年齢制限なし、所得制限なしで、すべての第三子に適用するのは、かなり先進的なようで。
3人の子育てって、ほんとに大変。
経済的にも、精神的にも。
そんな家庭への応援として、強いメッセージになるはず!
子育てのまち堺はほとんどの会派、議員が支持してきたものだし、そうした議員、当局の思いが、形になった予算案だとも思う。
②学童の長期休暇中の開始時間前倒し
堺の放課後児童対策事業、のびのびルーム(学童保育)の夏休み中の開始時間は8時半、春・冬休みは9時からだった。
中・高学年なら、多少の時間、一人で留守番をしたり、一人で学校まで行くこともできるだろうが、低学年だとそうもいかない。
春・冬休みだと、集団登下校もできず、親が送り迎えすることも多くなるわけだが、9時スタートでは、仕事に間に合わない。
私の友人は、止むを得ず、8時に学校まで送り、のびのびルームが始まる9時まで、子どもが校門の前で待っているのだとか、、、
普段の学校は、8時から登校できるのに、なぜそれに合わせないの??
この件については、これまで文教委員会でしつこく指摘してきたし、学童の問題は、会派を超えて、多くの議員が取り上げてきた。
そして、ようやく8時への前倒しが実現!!!
(正確に言えば、この予算が議会を通過すれば、実現!!)
これらは、もちろん私一人がしたことでは、決してない。
私が取り上げたのは、いずれも、たくさんの情報を提供してくださった保護者の方々の協力がきっかけだった。
多子家庭支援は、本会議で私が取り上げたものの、詰め切れなかった。それを、同僚で同じく三児の父の木畑議員が、健康福祉委員会でしっかりとプッシュしてくれた。(過去ブログ参照)
そもそも、他会派の新人より、はるかに多い質問機会をもらえたから取り上げられたわけで、そこに至る会派の先輩方の配慮には、本当に感謝したい。
さらにもっと遡れば、私を議会に送ってくださった皆さんのおかげでもある。
繰り返すが、「子育てのまち堺」は、他会派も含め、多くの先輩方が訴えてきたものであり、その蓄積の結果でもあるはず。

そしてもちろん、そうした多くの議員の声に、しっかり動いてくれた、担当職員の方々にも感謝したい。

このほか、会派の先輩議員の皆さんが訴えてきた、子どもの居場所作りや、子どもや女性に優しいまちづくりに関し、前進が見られた。

まだ議会を通過はしていないが、こうした子育て重視の予算案は、しっかりと支持し、最終決定につなげたい。

一つ一つは小さいことかもしれないけど、こうしたことを積み重ねていくことが、「子育てのまち堺」に繋がっていくのだと思う。
これからも、子育て世代、まさに当事者である議員として、ますます頑張るぞ!!!
堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案