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就学前健康診断

広報さかいをボーっと見ていて、記事が目に入った。

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「小学校就学前の健康診断」

おー、もうそんな時期か。
そろそろかとは思っていたが。

うちの娘も来年小学校。

堺区では、11月4日から、小学校ごとに順次スタートするらしい。

で、記事を読むと、

「10月下旬までに郵送で通知しますので、指定日に指定された小学校で受診してください。」

????

10月下旬までに???

私は広報さかいで見つけたから、まだあと1か月以上ある。

一方、読んでない人にとっては、10月下旬に通知が来て、「11月4日に来てください」なんて言われても、そんな直前で平日に仕事を休むのも、大変ではなかろうか。

なんで、もっと早く通知できないの??
だって、広報さかい10月号(9月末から配布)で通知しているってことは、9月上旬くらいには、日程が決まっているんでしょ????

そう思って、所管の教育委員会に問い合わせたところ、

10月1日付けで就学名簿を作成することになっている(法律上)。
その就学名簿をもとに発送する(作業は10月1日以降)。
せっかく郵送するので、学校ごとにいろんな案内を送りたい(学校でそれを詰め込む作業)。

ということで、どうしても余裕を見て、10月下旬になってしまうのだとか。

なるほど。経費削減の観点からも仕方ないだろう。

しかし、私は指摘しておきたい。

①他に案内する手段はないのか。
②そもそも平日に1日ピンポイント指定はどうなのか。

①郵送が一番確実な手段ではなるが、それ以外が「広報さかいのみ」では不親切。
せめて、保育所、幼稚園に案内を配布し、掲示板に掲載してもらったらどうだろうか。
堺市の子育て支援情報メール、HUGはぐネットも使えそう。

いずれにせよ、正式な連絡が遅れるのであれば、例え全員でなくとも、いろんなツールで広く告知すべき。

②教育委員会によれば、事業主体が学校だから「平日」とのことだったが、参観日なら土日にやれるのに、健康診断なら平日しかダメだというのは、理屈に合わない。
土日開催を検討する、あるいは、各学校は平日開催でも、各区1日の土日開催(例えば保健センターなどで)の予備日を設けるなど、保護者が無理なく参加できる仕組みが必要。

これらの議論で気になったのは、役所の縦割り。

就学前健診の所管は、教育委員会。

しかし、①で記載した、保育園に広報してもおうとしても、保育園は子ども青少年局の所管。
②にしても、保健センターは、もちろん教育委員会とは別。
そもそも「0・1・3歳児健診」と似た事業なのに、まったく別の部署でやっており、果たしてノウハウや課題が共有できているのだろうか。

とにかく、気になることがたくさん。

一つ一つ解きほぐして、利便性の向上、受診率の向上を図れるよう、いろいろやってみよう。
またそのうち、続報を書きます。

 

 

 

 

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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