NOWLOADING

母乳信仰

先ほどのブログ(ミルク育児)に絡んで。

政治とは関係ないが、、
母乳信仰とも言える、育児を取り巻く風潮。
どうかと思う。
私の子どもが生まれた病院も、「いかに母乳は素晴らしいか」をとくとくと説明され、またそんなポスターがあちこちに貼り出されていた。
ミルク育児になった時点で、自分の子どもがものすごくかわいそうだと思えてしまうことだろう。
うちの場合は、もう三人目で、ある程度肩の力を抜いて育児をしてるし、妻の病気というやむを得ない事情があるので、あまり気にしていない。
しかし、それでも、ミルク育児を選んだ妻に、
「おっぱいあげられないの、辛いでしょ」とか、
「かわいそうだけど、仕方ないわね」とか、
色んな言葉が掛けられる。
「いや、そんなに気にしてないんですけど」というかんじらしいが(私の妻は)、これが一人目の子どもだったら、けっこう辛かっただろう。
まして、自らミルクを選んだのでなく、母乳で育児したいのになかなか出ないというママは、時として、本当に辛い気持ちになることだろう。
精神的に相当なストレスになってるママも、かなりいるだろう。
母乳がいいのはわかる。
ただ、ママが過度なストレスを抱えてしまうならば、それこそ子どもにとってもよくあるまい。
こうした母乳信仰に、素人なりに、改めて異議を唱えたい。
世のママさんたち。
母乳の出が悪くとも、
なんらかの理由であげられなくても、
気にしなくていいですよ。
あなたの心身の健康が、子どもの健康に繋がるはず。
そして、ミルク育児は、「夜泣きの対応よろしく!」と、夫に育児参加させる、一つのキッカケにもなるのだから。
さ、本日最後のミルクもあげ終わったし、寝ようっと。
三時間ほどでまた起こされるけど。
堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案