NOWLOADING

知事選中でも政治活動は可能


知事選が始まりました。

議員のSNSなどを見ていると、「政治活動ができない」という主旨のコメントが散見されますので、選挙管理委員会に確認した上での、私の見解を記しておきます。

まず、「政治活動は可能」です。

ただし、「個人の政治活動」に限られます。

つまり、禁止されるのは、政党や団体による政治活動なのです。〇〇党や、〇〇後援会としての活動ができなくなるのであって、議員個人の市政報告などの活動はできます。

①チラシの配布は可能です。

ただし、議員個人のもの(議会活動報告)に限ります

つまり、「〇〇党プレス」や「〇〇後援会通信」などの体裁を取っているチラシは不可です。

個人の議会報告でも、政党名などが記されたものも、政党活動と見なされるでしょう。

また、個人の活動といっても、その個人が選挙を控える身であるなら、「いきなり始めた個人のチラシの配布」などは、売名行為=事前運動とみなされる可能性があります。あくまで「普段の活動の延長線上」という視点が大事だと思います(最後の一文は私の見解)。

②街頭でのスピーカーも使用可能です。

ただし、知事選挙に関することは一切発言できません。

あくまでも「選挙と関係のない、個人の政治活動」に限られます。

たとえば今回の知事選の争点の一つである、都構想の是非などを論じるのはNGでしょう。

以上のもと、私は「普段の活動」を継続しております。

なお、これは私が自分の責任でもって、選挙管理員会に確認し、やっていることですから、議員・政治家の皆様は「自分の場合どうなるか」をご確認頂くことをお勧めします。

特に、知事選挙で推薦を出されている政党の関係者の方は、知事選挙との関係が、非常に密接ですから、その切り分けは、無所属の私よりもはるかに難しいもと思いますので、ご注意ください。

堺市議会議員ふちがみ猛志

意見・提案