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職員さんがチラシを取るか、取らないか

今朝は堺東駅西口で駅立ちでした。

ここは堺市役所への最寄りであるため、職員さんも大勢通られます。

会釈して行かれる方、声をかけて行かれる方、気づかずに行く方、遠巻きに避けて行かれる方と、色んな方がいらっしゃいますが…
大別すると、
チラシを取って行かれる方と、
チラシを取らない方とがいます。
ここで会う職員さんは、基本的に駅から降りてくる方、つまり区外の方です。
ビラ配りのスタッフの皆さんは、駅へ向かう方、つまり区内の方に優先的に配布をしているため、駅から降りてくる方には、こちからから差し出さない(差し出す余裕がない)場合が大半です。
にもかかわらず、あえて自分からスタッフの方に近寄り、チラシをもらっていかれる職員さんもいらっしゃいます。
議員になって間もない頃は、そういう職員さんの動きに、
「なんとなくチェックされているようで嫌だなぁ」
「(チラシの内容について)何かケチでもつけられるのかなぁ」
とか思ったりもしたもんですが、、、
最近は、その手の職員さんの動き(意思)を、非常に好意的に捉えていますし、「好意的に捉えなければならない」とも思っています。
偉そぶるわけでありませんが、議員は誰であれ、民意の代弁者です。
チラシには本来、その思い・考えが詰まっているはずです。
それを知ろうとすることは、いわば行政職員としての務めでもあるでしょう。議会の公式の場での発言だけが全てではありません。
一方、逆に、自分の考えや思い(一定の民意)を行政(職員)に伝えることが、私たちにとっての務めでもあります。
ですから、チラシを取ること、取ってもらえることは、お互いの職務上の望ましい行為であると思うのです。
四年の任期も終盤です。
議員の職責について改めて思い返し、「民意を行政に伝えること」の大事さと、その中で「自分は民意の代弁者である」という責任と自覚を再確認し、
職員さんがチラシを取る、取らないについても、考えが変わってきた今日この頃です。

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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