3歳児健診 おまけ
3歳児健診に関連して、「ふと気になり、そしてすぐ改善できそうなこと」をついでに紹介。
堺区の3歳児健診の日程が合わず、次月に繰り越した私。
そして次月の日程も、当初都合が合わず、どうしようかと堺区の保健センターに相談したところ、驚くべきことを言われた。
「西区が○日にやっておりますので、西区保健センターに連絡して、予約をしてください。予約が完了したら、堺区保健センターにその旨の連絡をしてください。」
!!!???
自分の区の健診の日に合わない人は、
①まず、自分の区の保健センターに相談する
②次に、他の区に「自分で」あたる
③最後に、予約ができたら、自分の区の保健センターに、「自分で」報告する
実に市民が3回も電話をしなければならない。
なんだろうか。これは。
少なくとも、③に関しては、役所同士で連絡しあってもらいたいところだ。
市民目線とはかけ離れた対応だ。
早速、所管部署の責任者にこれを伝えたところ、
「ほんとうですか!?まさかそんな対応をしているはずが、、、」
という反応。
そして、数日して、
「すいません、現場でそのような対応をしていることがわかりました、、、。すぐに是正する方向で調整しています」
と。
そして、
「やっている私たち職員には気づかないこともあります。ぜひ小さなことでもお気づきのことはどんどん教えてください。」
と付け加えてくれた。
たしかに、職員からすると、灯台もと暗しで気づかないこともある。
また、傍から見ればおかしくとも、やってる本人は「それが普通」だと思い込んで、気づかないこともある。
現に今回も、現場の保健センターの職員の中には、「なんでその対応がおかしいの?」という感覚の職員もいたとか。
実に些細なことだけど、ふとおかしいと思い、それを指摘し、すぐに改善の方向で動いた。
市民の役所(行政)に対する不満は、大きな話ではなく、このような実に小さな問題の積み重ねによるところが多い。
「たらいまわしされた」とか、「融通が利かない」とか、「職員が横柄だ」とか。
こうした小さなことにもきめ細かく目を向け、フットワーク軽く対応できる議員でありたいと思うし、同時に、この責任者が「職員には気づかないこともある」と謙虚に話してくれたように、私も「議員の目線では気づかないこともある」ということを肝に銘じ、市民の声をしっかり聴きたいと思う。
さらには、市民の皆さんには、気軽に私たちに意見して頂きたいと思う。
※ちなみに、今回の是正で、③がなくなりそうです。
他の区の保健センターに、市民本人が予約の電話をする(②)のは、時間調整の関係上、「その方が、市民本人にとっても話が早い」かららしい。
※最初のブログ掲載時と、若干表現を修正しました。本件の③の改善が、最終決定でなく、調整中だったためです。私と担当職員とのミスコミニケーションでした。お詫びします。
堺市議会議員 ふちがみ猛志