地域の安全
浅香駅にて、朝の駅立ち。
以前ブログに書いたことがあるが、駅前の横断歩道で見守り活動をされている方と顔見知りになり、言葉を交わすようになっていた。
この横断歩道は通学路になっているのだが、道路がS字カーブになっていて見通しが悪く、信号もなかったので、大変危ない場所だった。
そのため、通学時間帯には、見守り隊の方が毎朝二人ついてくださっていた。
その後、信号がつき、(私が何か力になれたわけではなかったのだが、)設置されることを早く知ることができたので、「信号がもうすぐつきますよ」と、見守り隊の方に連絡して差し上げたのだった。
で、信号設置以来となったこの日の駅立ち。
いつもの見守り隊の方が、私のところに駆け寄ってきて、
「信号ができて助かりました。今まで二人で見守りをやっていたのが、一人でできるようになりました。」
と。
いやあ、よかった、よかった。
毎朝、二人(同じ人)でやっていたわけだから、これで二日に一回、交代で出ればいいわけだから、この方の負担も軽減されることだろう。
と私が思った矢先、その方は続けて言った。
「これで、一人がむこうのバス道にまわれます。見守りする場所を増やせました!」
と。
なんと、「毎朝、見守り」の労力を減らすことなく、見守り箇所を増やすとは!
つくづく思った。
地域の安全って、こういう人たちのおかげで成り立っているのだと。
決して、議員なんかではなく。
議員の仕事は、こうした立派な方々が活躍できる環境を作ることなんだと。
実にすがすがしい朝だった。
私も見習おう。
堺市議会議員 ふちがみ猛志