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子どもが語る平和

1945年7月9日は、堺大空襲の日。

1800名以上が犠牲になった。
本日、堺戦災死没者慰霊祭に参列。
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堺区の内川沿い。

燃えさかる町から逃げるようにこの川に飛び込み、しかし熱湯と化した川で、多くの方が亡くなった。
「戦争の記憶の風化」
という言葉が度々語られ、この慰霊祭も、高齢化が見てとれる。
そんな中、地元の市小学校の児童たちが千羽鶴を供え、代表者がスピーチした。
「平和とは、この世界に、戦争もテロもなくて、みんなが仲良くしていることです。
平和でない状態とは、小さなことで争って、戦争をして、殺しあって、関係のない人までそれに参加したり、巻き込んだりすることです。」
そんな当たり前の言葉に、
あの人、わかってるかな…?
と何人かの政治家の顔が浮かぶ。
そして、児童のスピーチは、
「できることからやります。友達に汚い言葉を使ったりしません。ケンカになるからです。クラスのみんなで仲良くします。」
と括られた。
そうだ、私もできることからだ。
誰もが安心して暮らせる。
尊重され居場所がある。
そんな町を目指して。
それがいつか平和に繋がると信じて。
ふちがみ猛志
意見・提案