教育現場
ある小学校の校長先生、教頭先生から、教育現場の惨状について、話を聞く機会を頂く。
・ごく一部だが、修学旅行代などを払わない親がおり、何度請求しても無視、自宅に通っても居留守され、卒業まで逃げられるケースもある。
・旅行会社への支払いのため、教員が教材費などでやりくりしている。
・子ども同士がLINEのやりとりでケンカに発し、親に仲裁を頼まれて教員が呼び出される
…って、これが教員の仕事!!?
その後、出るわ、出るわの教員現場の惨状。
ごく一部の非常識な親に手を取られ、大変な教員、そしてその分手をかけてもらえないそれ以外の子どもたち!
一昔前じゃ考えられないような、親や子どもがいて、教育をする側も今まで通りじゃダメなんだと痛感。
とにかく、教員が教育に専念できる環境を作らないと。
私が必要だと思うのは、
①単純に、教員の増員!
どちらかといえば、少人数学級よりも、複数担任に近づける方がいいと思う。
いきなり複数は難しいので、例えば4クラスに1人、担任を持たないバックアップの教員を配置するとか。
教育大生なども活用できないものだろうか(教育免許を取るための教育実習ではなく、助手として)。
②スクールロイヤーの活用
堺市は専属の弁護士を職員として採用しているが、モンスターペアレントや、先述の不払い(支払い能力があるのに)などに、毅然と法的措置を取り、それを弁護士が担う。
できれば、教育現場専門のスクールロイヤーとする。
③教育委員会を現場に近づける
竹山市政が目指す、区教育審議会は方向性が正しいと思う。
④地域との連携強化
親同士の揉め事とか、子どもの地域でのトラブルとかは、教員ではなく、警察、もしくは地域で解決すべきものと思う。
やっぱり、世の中をよくしていくのに、一番重要なのは教育だと思う。
私は教育には素人なので、この最重要課題に取り組むべく、これからも教員の方々からお話を聞き、アイデアを頂き、勉強していこう。
と、そんな週末でした。
ふちがみ猛志