見ている聞いているというサイン
今朝、堺駅での駅立ちを終えたあと、私のLINE@に面識のない方からメッセージが届きました。
「今朝の演説を通りすがりで少し聞かせてもらいました」という内容の一文で始まるメッセージに、私は大変驚きました。
私が勝手に原文を転載するのもよろしくないでしょうから、その内容を纏めさせてもらいますと…
(私の「図書館」に関する演説を受けて)
〇堺区に図書館がないのは本好きとして寂しい。
〇本を読むことは素晴らしく、日々大切さを実感している。
〇堺区にもぜひ図書館を作ってほしい。
(私の「ペット同伴避難」に関する演説を受けて)
〇猫を飼っていて、愛情を注いでいる。
〇災害があっても、ペットと一緒に助かりたい。
〇同伴の災害避難を実現させてほしい。
(私の「児童自立支援施設」に関する演説を受けて)
〇福祉の専門学校に通い、自立に苦しむ子どもの問題を知った。
〇お金がかかるから中止という話で済ませてはいけない。
〇子どもの未来を守るのが大人の責任、ぜひ建設再開を。
箇条書きにすると愛想がないですが、本当はもっとハートフルで、私の演説をしっかり聞いてくださっていることがわかるメッセージでした。
「演説を聴くことはあまりないけど、話のキーワードがどれも関心事だった。応援の思いを込めてメッセージをした。頑張ってほしい。」
という主旨の一文が、最後に添えられていました。
さらに、こちらからお礼の返信をしたところ、すぐさま、
「聞いてますよ!と伝えたかった」
という返信がありました。
いやぁ、本当に大感激‼です。
正直なところ、しょっちゅう街頭で演説していますが、「どうせ、誰も聞いていないだろうな」と思いそうになることもしばしばです。
実際のところ、圧倒的多数の方はそうなんだろうなと思います。
でもこうやって、ほんのわずかでも聞いてくださる方がいて、しかもそれについてメッセージまでくださって、「ええ加減なことはしゃべられへんな!もっと中身のあることをしゃべらないと!」と、改めて思ったところです。駅立ち、演説にも、やる気が出ます。いい活動をしないとな、と思わずにはいられません。
あなたのまわりにもしやる気のない議員がいたとしたら、きっとその議員は「市民はどうせ誰も見てやいないだろう」と思っているのでしょう。
そんな議員には、「見ているよ」のサインを送ってみたらどうでしょうか。
あるいは、「あなたの活動が見えないのだけど」という逆のサインはどうでしょう。
見られていようが、見られていまいが頑張る。というのが、議員としてのあるべき姿なんでしょうが、私たちも人間です。やっぱり、見られているとわかったら背筋が伸びます。
市民のその小さなサインの積み重ねで、ずいぶんと議員のやる気、そして政治のレベルは上がるようにも思います。
ふいに頂いたメッセージで気持ちがアップした今朝の自分を振り返り、改めてそう思ったのでした。
メッセージをくださった方、ありがとうございました。
堺市議会議員ふちがみ猛志