灯台下暗し
議会でもインバウンドに関する議論がよく交わされています。
中国からの観光客を・・・
クルーズ船を・・・
泉州全体で連携を・・・などなど。
しかし、灯台下暗し。
すぐできること、身近なことが、意外とできていないものなんですね。
市役所21階展望ロビー。
堺が一望でき、何気に(!)堺に来る観光客がよくやってくるスポットです。
もちろん、海外からの観光客も来られています。
そんな展望ロビーの、窓の下の写真。
窓から見える景色と同じ写真で、そこには「仁徳天皇陵」「あべのハルカス」などの名称が書き込まれています。
…が、それが日本語のみ!!
せめて英語、中国語、ハングルは必須でしょう。
せめてせめて、主要なスポットだけでも。
書き込むスペースがないなら、番号を振って、欄外に書き込んでもいいわけですし。
展望ロビーからの景色は、古墳の大きさなど、まさに目で見てわかるので、外国人でも楽しみやすいものです。
でも、それが古墳だとわからなければ、「ただの森」だと思って帰ってしまう人もいるでしょう。
当局にはすぐにこのことを伝え、改善を要望しました。
ちなみに・・・、このことは、私が気づいたのではなく、市民の方から教えて頂いたものです。
まさに灯台下暗しで、当たり前のようなことでも、職員や議員も意外と気づかなかったりします。
ですから、市民の皆様には「おかしい」と感じたこと、「こうしてほしい」と思ったことを、
何でも伝えてほしいのです!
今回の件は、些細な事かもしれませんが、伝えてくださらなければ、改善のチャンスを逸していたかもしれません。
これで改善できたならば、「これが古墳か!こんなに大きいのか!」と感動する外国人が、
一人でも増えるかもしれませんし、その積み重ねが大事です。
もちろん、観光以外でも結構です。
そんな皆様の「気づき」をどんどん教えてください!
よろしくお願いします!
堺市議会議 ふちがみ猛志