次の4年で目指すもの
子育て・教育
不登校への総合的支援
不登校児の学びの場・居場所となる「教育支援教室」の全区への配置を目指します(R5年時点で堺区、美原区に加え、南区、中区に出張教室)。また、民間のフリースクールと、地元の小中学校および教育委員会との連携を強化し、子どもを総合的に支援します。
教育現場の体制強化
少人数学級など、子どもたち一人ひとりが教師に向き合ってもらえる環境をつくります。また、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、学校図書館司書、日本語指導員などの専門人材、スクールサポーターなどの地域人材を増やし、子どもの成長を支える体制を目指します。
障がいを持った子どもたちの教育環境の改善
障がいを持った子どもが健常児と共に当たり前のように学べる「インクルーシブ教育」を推進するため、ハード(施設)とソフト(教育人材)両面の整備します。一方、過渡期の措置として、今まさにパンク状態の支援学校の状況を改善するため、3校目の整備を目指します。
社会的養護の充実
家庭で暮らせない子どもたちのために、新たな家庭を。里親制度の普及、里親登録者数の増加、ファミリーホームの増設に、議員として、一個人として取り組みます。児童自立支援施設の建設計画の復活を視野に、社会的養護の総合ビジョンの策定を進めます。
保育・幼児教育の質の向上
保育士の処遇改善、加配、潜在保育士の再就職支援を強化すると共に、要配慮児、医療的ケア児も安心して保育が受けられるよう現場を支援します。また、公立幼稚園・児童発達支援センターが核となって、幼児教育・療育の向上を図ります。
健康・まちづくり
おでかけ応援制度の拡充
高齢者が100円でバスに乗れるおでかけ応援バス。高齢者の健康増進、地域経済の活性化、公共交通の維持等の波及効果の大きいこの制度について、ワンコインのおでかけ応援タクシーや、100円で電車に乗れる制度などを視野に、拡充を目指します。
障がい者の暮らしの場の確保
重症心身障がい者の入所施設「ベルデ堺」は満杯で100人近い待機者。地域のグループホームも不足し、他市に移らざるを得ない方も。親亡き後も見据え、障がい者の確かな暮らしの場の確保に取り組みます。
中途難聴者の補聴器購入補助
中途難聴は、当事者の社会参画を鈍らせ、認知症を誘発しやすいもの。補聴器購入の支援は、そうした流れを断ち切ることにも繋がります。大阪府内でいち早い購入補助の実現を目指します。
堺区に区図書館を
図書館空白区である堺区の中心部に区の図書館を。高齢者、子育て世代、学生、すべての世代がゆったり過ごせて、読書や様々な活動を楽しめる複合機能を持った図書館の設置を目指します。
公園をもっと魅力的に
既製の遊具ではなく、自然の中で道具や廃材等を使って、子どもたちが創意工夫で自由に遊べる冒険遊び場「プレーパーク」の設置を目指します。
行政チェック
大小路交差点の環状化の阻止
渋滞必至で地元に大迷惑をかけ、膨大な予算を投じることになる、大小路交差点を環状交差点に変える計画を必ず阻止します。
入札の不正防止にランダム係数
入札における情報漏えい事件が全国で見られる中、情報漏えいによる不正が起こらない仕組みとして、最低制限価格を入札後に機械的に変動させる「ランダム係数」の導入を目指します。
不正事業者を公共事業から排除
不当労働行為等で処分を受けた不正事業者が、公共事業に参入し、利益を得ることがないよう、元請けはもちろん、下請け、資材仕入れ先も含めて法令遵守を求めていきます。
大阪府との歪んだ関係の是正
大阪府の言うことなら何でも簡単にお金を出す。そんな歪んだ府市連携を正し、対等なパートナーとしての健全な関係を目指します。
公共の立て直し
コロナで最多の死者数・倒産件数を出し、公共のもろさを露呈した大阪の自治体として、市民の命・健康・財産を守ることのできる「強固な公共」を再構築します。