チラシのわかりやすさと私のチェック係
手前味噌ですが、私のチラシはよく「わかりやすい」というご評価をいただきます。
自分で言うのも何ですが、、政治家のチラシの中ではわかりやすい方だろうと思います。
チラシづくりにおいて、「読み応え」と「わかりやすさ」のバランスは、永遠の課題です。
ブログと違い、チラシは紙面に限りがありますし、主に政治に関心があったり、私のことを知っている人が読むブログとは違い、「政治への関心が薄い」「ふちがみを知らない」という方も手にし、読んでくださる可能性があります。私は堺区に全戸配布していますから、尚更です。
私はどちらかと言えば、詳しく書きたくて、文字が多くなるタイプです。
そんな私のチラシが、少なからぬ方に「わかりやすい」と言って頂くことが多かったのは、、、
私の支援者のIさんのおかげなのです。
Ⅰさんは、私のこれまでの2回の市議選を一所懸命応援してくださり、当選に大きな役割を果たしてくださった方です。
「この人がいなければ、初当選はなかった」と断言できる、何人かのうちのお1人です。
支援してくださる方のその応援具合に順番は付けられませんが、(選挙以外の平時も含め)「私の事務所にいた時間が一番長い支援者」がIさんだということだけは、確実に言えます。
そのIさんが、これまで私のチラシをずっと添削してくれていました。
その添削は、単純な誤字・脱字のチェックに留まらず、「ここがわかりにくい」「どういう意味なの?」という表現内容にまで及びました。
大手企業で管理部門一筋だったIさんは、非常に細かくチェックするのが上手だっただけでなく、「必ずしも政治通ではない」というのが、添削役として最適でした。
私たち政治家は、つい「わかっている人の目線」で文章を書いてしまいがちです。その点、Iさんはごく普通の市民の目線で「わかりやすいか、どうか」をチェックしてくれていたのです。それが私のチラシにとって、大変重要なものであり、Iさんがいなければ、私のチラシが「わかりやすい」との評価を頂く機会はずっと少なかったと思います。
そんなIさんが、闘病生活の末に、先月お亡くなりなられました。
最後となった前号の29号はほぼ寝たきり状態となったベッドの上で、チェックをしてくれましたし、28号も、27号も、、、、24、5号くらいからは、ずっと体調不良の中での作業だったように思います。
今は感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな私にとって、Iさんのチェックを経ない最初のチラシとなるのが今回の30号です。
はたして、読んでくださった方に、「わかりやすい」と思っていただけるかどうか・・・。
ずいぶん不安はありますが、もしお手元に届いて、「わかりにくい」と思う部分があれば、遠慮なくおっしゃってください。
そんなお声を大事にしながら、引き続き「わかりやすい」と言ってもらえるチラシになるよう、頑張って作り続けます。
30号のチラシを作っていて、ついセンチメンタルになってしまいました。
堺市議会議員ふちがみ猛志