伝える努力
議員の仕事って、本当に伝わりづらいものだと思います。
私自身、中学生のころから「将来、政治家に」と思い、政治にはかなり強い関心があったわけですが、そんな私ですら、横浜でのサラリーマン時代を思い返すと、市議会議員選挙だと、けっこうテキトーに投票していたように思います。
「駅で時々見かける頑張っている人」くらいな感じだったと思います。
日々忙しくて、ホームページなんか見る余裕ないし、地縁血縁もないし。ということで。
そして、いざ、自分自身が議員になってみて。
「どうやれば伝わるだろうか」と、毎日、毎日、悩んでいます。
日々の仕事、議会でのやり取り、私自身の政策などなど。
そこで思いついたのが、今回発行した、議会活動報告のイラストマップでした。
※下記URLよりダウンロードできます。Vol.9に掲載しています。
http://www.fuchigami.info/gikai_9.pdf
これはまさに、イラストを描いてくれた同級生、小坂タイチくんの力があってこそなんですが、友人・知人、支援者の方々から、「わかりやすい」「おもしろい」等々の、たくさんの好意的なご意見を頂くことができました。
その中でも、一番うれしいメッセージを、今日、メールでもらいました。
※※※
議会活動報告Vol.9 を拝見させていただきました。
私は今まで政治にも興味がなく、選挙も行ったり行かなかったり 『どうせ変わらないでしょ?』というおもいでした。でも、こんなにわかりやすく説明いただいて、これから少し興味を持とうと思い、これから ふちがみさんを応援しようとメールさせていただきました。
※※※
まったく、面識のない方からのメールでした。
もちろん、普段からお付き合いのある方に「よかったよ!」と言って頂けるのもうれしいのですが、私はまさに「伝わらない人」「関心のない人」に対して、どう伝えるか、関心を持ってもらえるかで悩んで、そしてこうした手段を取ったわけです。
だから、たった一人だったとしても、「無関心だった方に伝わり、興味を持ってくださった」ということを、何よりうれしく思いました。
それだけで、「成功だった!」と思えました。
どうせ、「市民は無関心だから」と諦めるのは簡単です。
でも、無関心な方も含めて、その税金で私たちは活動し、その税金の使い道を決め、その方々の生活に関わっているわけです。
だから、伝わるか伝わらないかは別として、私たち議員には、「伝える努力」をする義務があると思っています。
今後も、試行錯誤を繰り返しながら、「伝える努力」をし続けていこうと思います。
チラシに限らず、「こうしたら、もっと伝わるのでは?」というアイデアがあれば、ぜひ教えてください!
堺市議会議員 ふちがみ猛志