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堺の刃物、堺から世界へ!

堺の刃物が世界で好評を博しています。
そんな中、英字新聞ジャパンタイムズが、堺の刃物の特集記事を書きたいとのことで、取材への協力を求められました。
偶然にもその記者が、私の高校時代の恩師の友人で、私のところにたどり着いたのです。
で、私は地元でお世話になっている刃物関係者を紹介しました。
記者の疑問は、「なぜ、世界の伝統産業の多くが衰退してきているのに、堺の刃物は世界に広がっているのか」ということでした。
私の生まれ育った地元は、刃物関係者の最も多い地域で、小学校の同じクラスだけで、刃物関係者が5人もいるほどでした。
しかし、その割には、刃物の詳しい話は意外と知らないもので、こうして取材に同行し、記者の素朴な質問を傍らで聞き、大変勉強になりました。

また、このようなプチミュージアムで、刃物の歴史も学べました。

刃物の「切れ味」へのこだわり。

それを維持する技術と、分業制。
後継者という大きな課題。
若者を受け入れる職場環境とイメージ。
行政としてできること、できないこと。
多くのことを知り、また考えさせられました。
そして、そうやってできた記事がこちらです!
こうして堺の刃物の魅力が世界に発信される、そのことにわずかでも協力できて、非常に嬉しく思いました。
ちなみに、私に記者を紹介したのは、私の高校時代の英語の先生。
そして、その時の私の英語の成績は赤点。
なにやら、22年ぶりの補習授業のような、そんな取材でもありました(笑)。

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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