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大網質疑と総務財政委員会質疑

13日(火)に大綱質疑を行いました。

20日(火)には、総務財政委員会で質疑を行います。

 

なかなか詳細は記載できませんが、大綱質疑については、項目に加え、主張・提案の概略だけでもお伝えしておきます。

これだけでは伝わらない部分もあるでしょうが、ご興味のある方は、ぜひネット録画中継をご覧くださればと幸いです。

 

【大綱質疑】

①子育て支援について

 

1.保育料の無償化は、保育の申込者数の増加(つまり待機児童)に繋がりやすく、無償化策の拡充は一気に進めるのではなく、待機児童対策と足並みを揃えて、丁寧に進めるべきである。

 

2.「すべての子どもに幼児教育を」という理念を叶えるのは、無償化よりも、待機児童対策である。

 

※この部分の主張は、前ブログ「幼児教育の無償化が、いい施策かどうか」をご参照ください。

 

 

3.少子化対策は、「理想の子どもの数を諦める理由」に着目し、メリハリをつけて行うべきである。経済支援は多子家庭を中心に、一人目は特定不妊治療助成費補助など。また、社会全体としては、ワークライフバランスの推進など。

 

4.特定不妊治療費助成の所得制限730万円を撤廃すべきである。年間所得730万円は決して低くはないが、非常に高額の特定不妊治療費を考慮すると、決して妥当な制限とは言えない。他市でも撤廃の実例が多い。

 

5.堺市は保育士の加配メニューが非常に豊富で、「〇〇の無償化」と言った目立つ施策ばかりを追わず、地味ながら子育て環境の質を上げる、こうした施策の充実を、今後も図ってもらいたい。

 

 

②交通ネットワークについて

 

1.大阪モノレールの堺までの延伸を要望したが、事業採算性がある(=その路線にニーズがある)ならば、230年はかかると思われる実現までの間、BRTやバスの高度化など、そのニーズを掘り起こす手立てを、短期的に取るべきである。

 

2.具体的には、美原―新金岡間のバス路線の延伸。西は堺東、東は近鉄との接続。ららぽーと開業に向け、ニーズのある路線と言える。長距離路線になるので、高度化や、優先レーンの設置が重要と考えられる。

 

3.東西交通はモノレールと別の議論。これを進めるには、南海高野線の高架化が必須不可欠で、早期のスケジューリングを求める。

 

4.なにわ筋線は、待ちの姿勢ではなく、積極的に南海、JRに働きかけると共に、開業効果を想定した、まちづくり計画の見直しが必要。

 

 

③中央図書館の建て替えについて

 

1.図書館協議会の答申によれば、非常に多くの機能追加が求められており、その仕分けが重要である。

 

2.新中央図書館は、敷地面積、あるいは延床面積の大幅な増加が想定される。基本構想が絵に描いた餅にならぬよう、市長部局としっかり連携して、建設地を想定しながら、構想を作るべきである。

 

 

【総務財政委員会質疑】

①人口流出について

②シティプロモーションについて

③市職員の市内在住の促進について

④契約期間のあり方について

IRについて

 

このほか、維新の会が提案している条例についての質疑も行う予定です。

 

頑張ります!

 

 

 

 

堺市議会議員  ふちがみ猛志

意見・提案