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子どもの権利について考えよう

昨日は、こどもの日。

メーデーは働く環境のことを、
憲法記念日は憲法のことを、
終戦記念日は戦争のことを、
考えたりするわけで、
だから、こどもの日はやっぱこどものことを考えよう!ということで、子どもの権利条約を、改めて確認。
いいこと、というか、「そりゃそうだよね!」ってことが、しっかり書かれている。
もちろん日本も批准しているけれど、まじまじと見直すと、「日本の法律や制度は、果たしてこの条約を充足しているだろうか!?」と思えてしまう。
特に、離婚後の親権とか、少なくともこの権利条約の理念と、日本の現実は合致していないとしか思えない。
また、一市議会議員としても、「基礎自治体として、この理念が浸透しているだろうか?まだまだやるべきことがあるのでは?」と思えてしまう。
私自身、これまで自分がやってきたことを振り返り、この条約と見比べると、「それって子どものためにしていたの?それとも、その親のためにしていたの?」と自問自答してしまう。
いや、反省してしまう。
「すべてが子どものため」ではなく、有権者であり、声をあげられる大人(親)のためになっていたことも、あったように思うのだ。
保育所のこととか、学童クラブのこととか。
迷ったら、立ち返ることにしよう。
「それは、子どものため?それとも親のため?」と。
言うまでもなく、子どもは社会の財産。
未来を支えるのは子どもたち。
子どもを大事にしない社会に、未来はない。
5月5日を機に、改めて、子どもの目線の、子どものための政策の推進を。
堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案