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役所の悪弊

役所の悪弊を、色々と感じる。

最近のやつを、ざざっと並べると、

■一度決まったことは、変えられない
「おかしい」と指摘し、「おっしゃる通りです」と担当者が同意したところで、「今年度中はちょっと・・・」「では、来年度から・・・」みたいなかんじ。
たいてい、年度末まではそのままいってしまう。

■100%決まるまで、話せない
確実にそうするつもりだし、議会で否決されるような話でなくとも、話せない。話さない。
そして議会で予算が通った途端に、動き出すから、市民からするとあまりに唐突感があり、もめる。
「こういう方向で動いてます」から、しっかり話しておけばもめないのに、、、、と思うことがよくあるが、議会軽視だと責められることを恐れているようでもある。
■期限を切らない
「いついつまでにする」などと、自分のアクションの期限を切ることを、徹底して避ける。「できるだけ早く」や、「近いうちに」などを多用し、納期遅れで責められるリスクを回避する。
『「余裕をもって期限を設定する」、「それでも間に合わなければ、事前に期限の後ろ倒しをお願いする」というやり方の方が、相手が安心し、仕事がしやすくなる』という発想がない。
■市民との対話することへの警戒心が、異常に強い
クレーマーみたいな人に痛い目にあったトラウマでもあるんだろうか、、、と思うほどに、警戒する。対話しないと始まらないことや、対話から得られる貴重な情報もあるのに、それよりもリスクを避けている模様。
■議員への過剰な対応
メールや電話で済むことも、わざわざ会って話そうとする。もちろん、その方が説明が加えられるので誤解がない、というケースも少なくないが、実にささいな連絡ということも多い。非常に非効率な仕事の仕方である。
しかしこれは、議員の側が、メールが苦手な人が多かったり、いちいち礼を尽くした対応を求める人がいることに、原因があるようにも思う。

もちろんこれらは、「常にそうだ」とは言わない。
ただ、そう感じざるをえないことが多い。

他にも挙げだしたらキリがないが、、、
とりあえず、最近(改めて)感じて、イラッとしたり、呆れたり、「うーん、、」って思ったやつでした。

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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