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性教育は時代の要請

 

まずは下記リンクの最初の2項だけでも読んでください。ただし、精神状態の安定している時に…

「中期中絶」の壮絶現場と「アフターピル」

私も、壮絶な中期中絶の内容を読み、胸が引き裂かれるような思いでした。
このような悲劇を、私たちはどれだけ減らせるでしょうか。無くしていけるでしょうか。
妊娠の理由も様々ですから、簡単には論じづらいのですが、少なくとも、若年者の「性に対する無理解」による悲劇は、教育によって減らしていくことができるはずです。

先日、ある中学校で行われた「いのちの授業」を聴いてきました。

「性教育」の普及に積極的に活動されている助産師さんによるもので、
・どうやって命が産まれるのか
・相手を思いやるとはどういうことか
・デートDVとは何か
・LGBTについて
などなど、盛りだくさんの内容でした。
ひと昔前の方なら、「中学生にそこまで教える必要があるの?」と思われる方もいるであろう内容でしたし、現にこれは文部科学省の学習指導要綱を超えるものです。
しかし、世の中は、そんな大人たちの想像を超えるスピードで動いており、子どもたちはインターネット、スマホを通じ、時に誤った情報をどんどん吸収しているのです。
特に「性」に関する情報がそうです。
また、それが冒頭のような、若年者の中期中絶などの悲劇に繋がってもいます。
間違った情報を完全に排除するのは不可能です。
間違った知識を正すのは、「正しい情報」をしっかりと提供することでしか、できません。
小学校・中学校での性教育は、もはや時代の要請だと言っていいと思います。
「いのちの授業」と、冒頭のニュース記事で改めて、そう感じました。
堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案