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政治の敷居を低くしたい

「政治への敷居を低くする」
私が自分に課している、政治家としての使命の一つです。
政治家を目指す・目指さない、なんて話はもちろんですけど、知人との会話でも政治をテーマにしづらかったりますよね。
政治そのものがとっつきにくかったり、他人事に思えたり、政治のチラシを手にしたとしても、なかなか読もうとも思えません。
そうした「政治への敷居」をあれやこれやの手段を持って、下げていきたいと思っています。
その手段の一つとして(あくまで「一つ」です)、ある時から、私は議会活動報告に、市政とは直接関係のない「編集後記」を書くようになりました。
家族の話や、政治家なら「あるある」と言いたくなるような話など、おカタい政治のチラシの中で、ホッと一息つけるような、クスっとしてもらえるようなものにしたいと思って書くようになりました。
そして、私という政治家を通じて、ほんの少しでも政治への敷居が低くなればと思っています。
おカタい雑誌にもクロスワードや、イラストの間違い探しがあったり、新聞にも4コマ漫画があるような、そんな感覚です。
まあ、私の文才ではその目的を達成するのが非常に難しいわけですが、時には「いつもこのコーナーから読む」「楽しみにしてる」などと言われることもありますし、街頭で面識のない方からそんな声をかけてもらって、嬉しくなったこともありました。
※念のため申し上げますが、このコーナーは市政に直接関係ありませんから、紙面面積の割合に応じ、印刷代等には、政務活動費ではなく自費を充てています。
そんなこんなで、私は「政治にも多少の遊び心・ユーモアが必要」だと思っています。
さて、今回の議会活動報告では、そんな遊び心を持って、大人気の「鬼滅の刃」に便乗してみました。チラシの中に、イラストや、セリフなどの10通りの「便乗」が散りばめられています。
「くだらない」「おふざけが過ぎる」と感じる人もいるでしょうが…、「探してしまってるうちに、つい全部読んでしまった」なんて人が少しでもいれば嬉しいし…、
「『鬼滅の刃』を知らないから、孫と一緒に見てに教えてもらった」なんて家族のコミュニケーションが生まれればすごく嬉しいし…、
まして「その流れで家族と政治の話になった」なんてことになれば、私としてはこの上ない喜びです。
約8万枚配る中で、そんなことがたとえ1人にでも、2人にでも起これば、この遊び心の甲斐があったというものです。
ぜひ皆様も、遊び心を持って探してみてくださいね。
TPOを意識しつつ、度が過ぎないように気をつけつつ、今後も適度な遊び心を持って、政治への敷居を低くする工夫と努力を重ねていきたいと思います。
堺市議会議員ふちがみ猛志
意見・提案