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教育委員会との意見交換会

文教委員会委員8名で、教育長を始めとする教育委員さんと意見交換会を行いました。

文教委員には、教師出身の委員(議員)が2名いる一方、私なんぞは素人なわけで、その道のプロとも言える教育委員との、自由な意見交換会は少々恐縮しましたが、、
素人の感覚、市民の目線で、率直な意見を述べてきました。
議論のテーマは、今年度作成される、堺市の教育大綱について。
堺市の教育の根幹となる、この教育大綱は、現在素案の段階です。
正直、よくできた素案だなあと思ったわけですが、主に下記2点を指摘(要望)させてもらいました。
①放課後児童対策事業(学童保育)に関する記述が非常に少ない。
幼稚園・保育園↔︎小学校↔︎中学校という縦の繋がりと、小学校・中学校↔︎地域という横の広がりを重視するという記述があるが、ならば、学童と小学校との連携も重視すべき。
学童では、学校の教室と違い、他学年の子どもと接する時間もあり、また教師の目もないことから、普段と違う子どもの姿がある。学童の指導員はそれを知っている。
いじめや、子どもの種々の問題を発見し、ケアするのに役立つはず。
②主権者教育を中学生から。
18歳(高校3年)で選挙権が付与されるが、例えば次の統一地方選では、今の中学三年生が有権者となる。
選挙となれば、それまでの四年間に議員がどんな活動をしているか見ておく必要があり、そうした意味では、中学三年生は、すでに当事者として政治を見つめる必要がある。
そのための知識や、意識を身につけられる主権者教育をお願いしたい。
本当は、もっともっと言いたいことがあったのですが、時間の関係で、今回はこれくらいで終わりました。
本当は、多文化理解や、図書環境の充実や、教師の多忙化の解消や、あれやこれや話したかったけど。
とはいえ、普段接することの少ない教育委員の考えを聞けて、本当に勉強になりました。
教育委員の皆さんは、素人目から見ても、しっかりと、そしてバランス感覚のある意見を話されていて、非常に安心感をおぼえました。
また、議員自身、自由な意見交換、議論の中で鍛えられる面もあり、今後もこうした場がもっと増えればと思います。
堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案