教育現場の声を
教育現場の声は、届きにくい。
と、残念ながらそう思うのです。
教育政策は、教育委員会が担う(責任者は教育長)。
でも、予算は市当局が担う(責任者は市長)。
例えば、子育て政策や、高齢者政策、まちづくりの政策、それらは政策責任者も、予算上の責任者も市長。
そうではない教育委員会の場合、「やりたい」と思っても、それがやれるかどうか、つまり予算がつくかどうかは定かではないのです。
※教育が政治的意向に左右されないという点で、教育委員会として独立していることに、意義はあるのですが。
さらに言えば、教育委員会と教育現場の間にも、やはり物理的な距離があり、現場の声が完全に政策に反映されているとは言い切れないと思います。
堺市は政令市になり、教育に関する多くの権限・財源を得ました。
これでも、大阪府が権限・財源を握っていた時に比べれば、現場との距離はグッと縮まったわけですが…。
もちろん、教育委員会の職員さんはみな意識されているでしょうが、(予算を議決したり、政策を提案する)私たち議員も「教育現場の声」をしっかり意識しなければなりませんね。
他の分野以上に!
運良く、私の周りには教員が多いのです。
同級生にもたくさんいます。
応援してくれている教員OBもたくさんいます。
紹介してもらった校長先生もいます。
よく飲みに誘ってくれる元校長先生もいます。
立ち飲み屋で出会った校長先生もいます(笑)。
あらゆるネットワークをフル動員して、しっかりと教育現場の声を集め、市当局、教育委員会に届けていきたいと思います。
教員は国家百年の計!
教育こそ、このまち、この国の将来を左右する最重要テーマです。
昨日たまたま立ち飲み屋で、校長先生から貴重な声を聞き、
本日たまたま現場の皆さんと市当局をつなぐ機会を作らせて頂き、そして相応の市当局の反応もあり、
ふと綴りたくなった次第です。
堺市議会議員 ふちがみ猛志