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是々非々と政党 2

「共産党の提案やからあかん」というかんじの、議会での話を、先のブログに書いた。

似たような話をついでに。
もうすぐ始まる大阪ダブル選挙。
自民党候補を共産党が自主支援することに対する批判。
なんで批判されなきゃならんのだろう。
今回の選挙の主要な争点は、
維新府政の継続か、否か。(否!)
対立を煽る政治か、協調を図る政治か。(協調!)
大阪都構想に固執するか、否決の民意を尊重するか。(民意を尊重!)
といったところで、その点においては、自民党も共産党も一致している。
もちろん、政策の違いは山ほどある。
しかし、一人しか当選しない選挙において、「すべて一致しないと応援しない」というのはナンセンスで、「比較的一致している方を応援する」、あるいは、「最も重要視する争点で一致する候補を」というのは、当然の話。
これは今後の国政でも言えること。
何を大事にするか、そこを明確に打ち出しさえすれば、少なくとも小選挙区においては、これまではありえなかった政党同士の協力も、私はアリだと思う。
特に野党は。
政治家は勝手なものだ。
有権者には、「マシな方を選ぶのも選挙ですよ」と、選挙に足を運ぶことを求めるのに。
「⚪︎⚪︎党」という看板よりも、政策の中身、あるいは、その選挙で何を実現すべきか、何が大事にされなければならないのか。
市民の皆様におかれては、そこにぜひ目を向けていただきたい。
堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案