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次の4年でやりたいこと

いよいよ最終日です。
昨日も夜までみっちり活動しました。

次の4年でやりたいことはたくさんありすぎて、ここでは書ききれませんし、代表的なものは、ホームページトップの「次の4年のお約束」をご覧ください。
 
ここでは、とりわけ思いのこもったもの、「児童虐待防止」について書かせてもらいます。
 
一番大事なものって何でしょうか?
 
やっぱり「命」ですよね。
 
それも、自分自身では守ることのできない「子どもの命」こそ、大人たちが守ってあげなければならないものです。
 
子どもは親を選べませんから、仮に親が子どもの命や安全を奪うのならば、それは社会が守ってあげなければなりません。
 
児童虐待は堺市でも年々増加しており(※)、その対策は喫緊の課題です。
 
(※子ども相談所の児童虐待「対応」件数が、10年で約3倍。虐待そのものの増加だけではなく、これまで通報されずに表に出なかった虐待がでるようになったのも、増加の要因と見られています)
 
何と言っても、まずは子ども相談所の増員。
10年ほどで虐待対応件数は3倍近くに増えているのに、職員数は1.5倍に達していません。つまり、1人あたりの仕事量が約2倍。まわるわけありません。
 
さらには質の向上。
子ども相談所の職員は、若手職員の率が高く、中堅・ベテラン職員もバランスよく配置すること、さらには非常勤職員が多いので、正規職員の比率を上げることです。専門職も増やさなければなりません。
 
次に、関係機関との連携強化。
子ども相談所だけでは抱えきれません。
警察や、医療機関、学校、保育所、保健センターなどと連携し、情報を吸い上げ、サポートを得ることです。
 
次に、受け皿の確保です。
堺市では乳児院がなく、また近隣の乳児院も定員いっぱいであることが多く、他府県の乳児院にまで、‪一時‬保護した乳児を預けに行くことがしばしばあり、子ども相談所の負担になっていました。また、家庭復帰を見据えて親と交流させる場合にも、他府県の乳児院に預けていては、なかなかそれも進められません。里親家庭の普及促進は、この点からも極めて重要な課題です。
 
(まだまだありますが、長くなるので、、、)
最後は、子育て家庭支援です。
「虐待が起こったらどうする」よりも、虐待が起こらない環境を作ることです。
虐待が発生する家庭は、多くの場合に孤立しています。子育て家庭、とりわけ課題を抱えた妊婦や、ステップファミリー、周囲のサポートが少ない家庭を孤立させないよう、乳幼児の訪問事業を一層充実させ、相談窓口の周知も進めます。
 
 
すべてを書ききれませんが、、とにかく、「児童虐待を無くす!子どもの命を守る!」。
次の4年、これまで以上に、この問題に取り組んでいきます!

もちろん、高齢者のこと、障がい者のこと、まちづくりのこと、その他の子育て支援のこと、どんどん取り組みます!
 
 
堺市議会議員ふちがみ猛志

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