歩こうか、待とうか
堺東駅と堺駅との間、約1.7㎞を繋ぐシャトルバス。
平日は7~8分に1本、休日は10分に1本。
夜や早朝は本数がやや少なく、平日の朝のラッシュはやや多く。
そんなシャトルバスでよくあること。
タッチの差でバスを逃した時、歩こうか、待とうか迷うこと。
1.7㎞だから、速足で歩けば20分を切るくらいです(私の場合)。
もちろんそれが、途中のポイントまでなら、10分ちょっととかになるわけです。
だから、次のバスまで10分近く待つなら、歩いちゃおうかな・・・、と。
しかし、実際に歩き始めると、バスに追い抜かれたり、あるいは「タッチの差で逃した!」と
思っていたバスがまだ後ろにいたり(特に、途中のバス停から乗る場合に起こる現象)。
そこで思うわけです。シャトルバスをもっと便利にするためにこうなったら・・・、と。
バス停には、「あと〇分でバスが到着します」の表示をつける。
歩こうか待とうかの判断がしやすくなります。特に、堺東駅、堺駅以外のバス停では大変便利だと思います。
バス停には、必ずベンチと屋根を設置。
待つことを選択しても、あまり苦になりません。
距離別料金を導入。
徒歩を選択したものの、後続バスにキャッチアップされた時、徒歩からバスに切り替えやすく。
(現行は一律料金。距離別にすることで、歩いた分、少しでも得するように。)
ちょい乗りも増えるのではないでしょうか。
東西交通の議論で、「現状のシャトルバスか」、あるいは「路面電車(LRT)か」みたいな議論になりがちですが、
私はシャトルバルを改良することで、もっともっと使い勝手がよくなると思っています。
あくまで南海バスさんが主導し、判断する話ですが、行政としてもこうしたバスの高度化、
利便性向上を後押ししていきたいですね(シャトルバスに限らず)。
本日、ちょうどそんな状況になり、(子連れだったので)待つことにしたら、
歩きを選択した知人に出くわし・・・、改めてそんなことを考えたところです。
堺市議会議員 ふちがみ猛志