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無所属で戦うということ

お陰様でポスターもたくさん増えて、また、4年間コンスタントに議会活動報告を、堺区のほぼ全戸にせっせと配布した甲斐もあり、「ふちがみ」の認知度が、それなりには高まっていると思っています。(あくまで『それなりに』ですよ。)
しかし!
当たり前ですが、
「自民党」
「公明党」
「維新」
「共産党」
「立憲民主党」
と言った政党名に比べれば、私の個人名の認知度など、取るに足らないわけです。(そりゃ、トーゼンだわ)
なんぼ私がチラシを配っても、テレビで1回「●●党」って流れたら、そっちの方が頭に残りますよね。(無念…onz)
政党所属議員は、自分の名前が売れていなくとも、政党の名前が売れていれば、票になる可能性がありますが、
無所属議員は自分の名前を知ってもらわない限り、票に結びつくことはほとんどないと言えるでしょう。
また、政党所属議員は、政党名を名乗った段階で、気に入ってもらえるかどうかはさておき、ある程度の目指す方向性はわかってもらえるケースが多いですが、一方、無所属議員は「私はこんな政治家だ」とゼロから説明せねばなりません
このあたりが、無所属で戦うことのしんどさの1つでしょう。
他にも、例えば衆院選だと比例復活がないとか、
地方選でも政党割り当て分の街宣車が無所属にはないとか、
前回までだと選挙期間は何もチラシが配れなかったとか(今回から改善)、
制度的にもたくさんの制約があり、無所属は不利です。
政党には、政党交付金をはじめとする様々な活動予算があり、そのバックアップを得られます。
無所属は、お金もしんどいのです。
それでも、無所属でいれば、「党の方針に従わざるをえない…」とか、「あそこの党との関係で…」とか、市民にとってはどうでもいい都合で、あれこれ縛られることがありません。
堺市政とは全く無関係の党務に駆り出されることもありません。
議会では、ある程度の数が必要ですから、私は無所属の議員を中心に、グループ(会派「ソレイユ堺」)を作っていますが、政党としては、あくまで無所属です。
これからも、政党に属する予定は全くありません。
戦いは厳しいものになるけど、その方が市民目線で働ける!
私はそう思っています。
選挙が近づいているせいか、「何党?」と訊かれる機会も増えましたので、本日の駅立ちの写真の「無所属」のノボリとともに、改めて、思いを記してみました。

ふちがみ猛志

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