焼肉ドラゴンに涙する

「焼肉ドラゴン」という映画を観ました。

大変有名で、演劇賞を総なめにした舞台の映画化だそうです。
もともと見るきっかけは、私の中学校の同級生の友人が、この映画のプロデューサーだったからです。

そんな義理のような理由で行った映画でしたが、、、、

「騙されたと思って観て」

という友人の言葉。

私は、多くの人にその言葉を転送したい！！

騙されたと思って観てください！

本当に素晴らしい映画でした！！！！！

私はボロボロと2回涙しました。
妻は「5回目以降は覚えていない」と、涙腺緩みっぱなしでした。

映画は高度成長期に、小さな焼肉屋を営む、在日韓国朝鮮人の家族の物語です。

あまりストーリーをペラペラしゃべるわけにはいきませんが・・、

家族って何だろう。
生きるって何だろう。
運命って何だろう。
歴史って、差別って、多文化共生って・・・。

と色々考えさせられ、そして感動させられる映画でした。
個性的な役者さんの演技も素晴らしかったです。

日本には、そしてこの堺にも、様々な国にルーツを持つ方が住んでいらっしゃいます。
日本に住むことになった事情も様々です。

堺は古くからの国際交流都市です。

そんな方々も含めて包摂し、誰に対しても優しく、安心できるまちであってほしいと私は思っております。
この映画は、そんな私の心を強く揺さぶりました。

たくさんの方に、ぜひこの映画を観てもらいたいと思っています。

騙されたと思って観てください！
ぜひ！！
できれば、堺浜シーサイドステージ等、堺の映画館で！（地産地消です！）

堺市議会議員　　ふちがみ猛志