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窓口は大事

つくづく、市役所の窓口業務は大事だと思うのです。

議員という仕事をしていると、市民の皆さんから、あれこれ市に対する不満の声をお聞きしますが、その中で一番多いのが「窓口対応への不満」であるように思います。

あるいは、窓口をはじめとした、「市職員とのコミュニケーションにおけるトラブル」であるように思います。
態度が横柄だった。
ほったらかしにされた。
たらいまわしにされた。
親身になってくれない。
「担当ではない」と責任逃れ。
謝罪がない。
等々。
制度の不備とか、予算がどうとか、そんな話ではなく、ある意味、個人の資質みたいな話。(もちろんそこには、いわゆる「お役所体質」みたいなことも関連してるんでしょうが)
お話を聞いていくと、市民の側の誤解というケースも少なからずありますが、結局のところ、大事な部分で誤解させているという、これまたコミュニケーション力の不足だったり…
どっちにせよ、本当にもったいない話です。
せっかく、市民満足度をあげるために、せっせと制度を作っても、窓口のほんのちょっとの対応ミスで、それがパーになったりするわけですから。
そういえば、堺市長選の活動中、竹山市長を支持しないという人に「職員に嫌な対応をされたから」という方までいました。
市長本人との関連性はともかく(トップなんですから「ない」とは言いません)、それくらい窓口は市政全般に対するイメージを左右するということです。
行政の仕事は、市民満足度を上げることです。
窓口対応をされる職員の皆さんにおかれましては、「自分たちが市のイメージを決める!」というご認識のもと、真摯で丁寧な仕事をして頂きたいと思います(大半の職員さんはすでに実践されていると信じていますが)。
最近何件かこういう話が来たので、ふと書いてみました。

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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