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10万円をお忘れなく

コロナ対策の国からの特別定額給付金「1人10万円」の申請期限が迫っています

堺市の申請期限は8月末です。

一昨日の段階で、堺市でも約38万世帯のうち、7000世帯近くが未申請であるとして、その対応について担当課と協議しました。

 

この10万円は漏れなく申請して頂き、すべての市民に支給されるべきものと私は思っています。お金に余裕のある方も、ぜひ受け取って、市内で消費するなり、寄付するなりしてもらえれば、堺市にとってプラスです。一方で申請されなければ、そのお金は堺市のもとを離れ、国庫に返すこととなります。

また、未申請の方の中には、意図した未申請ではなく、例えば高齢(特に認知症)や障碍などを理由に申請ができていない方、あるいは日本語が読めない外国人市民で制度を知らない方などが少なからず含まれていることが予想されます。身近にそのような可能性のある方がいらっしゃれば、ぜひお声がけをお願いします。

 

担当課との協議では、1人でも未申請者を減らすために、以下の取り組みをお願いしました。

 

八尾市が実施している未申請者への訪問活動を検討すること

 

(催促の郵便を送る予定があるので)外国人市民が読めずに捨ててしまわないよう、封筒に書かれた「重要」の下に、「重要」を複数言語で記載すること。また給付金制度を外国語で案内するホームページへつなぐ、QRコードを掲載すること。

 

未申請者に確実に郵便が届くよう、本人に手渡しし、記録が残る郵便手段を選択すること。

 

①については、予算、人員、時間の関係上、実施は難しいようですが、未申請者のうちの生活保護受給者には、ケースワーカーと連携して、戸別訪問も含めてフォローしてくれるようです。

 

②については、対応してくれることになりました。この点は次のブログで少し詳しく書かせてもらいます。

 

③については、予算次第のようです。

 

 

戸別訪問までする八尾市や、市長からの手紙を添えて申請を促した神戸市など、各自治体が工夫を凝らして未申請者を減らそうとしています。

特に八尾市のようなアプローチは、「本来行政支援を受けるべきなのに受けていない人」を見つけ、行政支援に繋げることにもなるでしょう。福祉のアウトリーチです。

 

堺市にも、最後の最後まで、未申請者を減らす努力を続けて頂きたいと思いますし、ぜひその活動を、今後の市民福祉の向上に繋げてもらえればと思います。

 

 

堺市議会議員ふちがみ猛志

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