残り半年の号砲
私の街頭のポスターが二連ポスターに変わりました。
※貼り替え作業中の私
まずは貼り替え作業にご協力頂いたボランティアの皆様方、本当にありがとうございました!!
過去にもブログに書いたことがある気もしますが、、、
二連ポスターとは、私一人だけが映っている単独ポスターではなく、他の人とツーショットで映っているポスターです。
単独ポスターの方が、本人が目立つからええやん!と思われるでしょうが、まさにその通りなのです。そして、その通りだからこその規制があるのです。
公職選挙法によって、任期満了半年前からは、単独ポスターが禁止されています。
公職選挙法は、「選挙運動は選挙期間だけ」と規制をかけています。堺市議会議員の場合は、告示日を含めて9日間です(投票日を含め10日ですが、投票日は運動できない)。
この規制がないと、年がら年中選挙運動をすることになってしまい、お金がある人が圧倒的優位になる上、議員が本来の活動をしなくなってしまいます。・・・ということなんだろうと思います。
そして、普段ならまだしも、「選挙まで残り半年を切った時に、単独ポスターを貼るってことは、それは選挙のための事前運動でしょ!」という理屈で規制されてしまうのです。
そして、「でもツーショットなら、選挙とは関係ないよね」と許容されてしまうのです。
うーん、なんだかよくわからない理屈ですね。
でも、それが「法」なので、私たちはそれに応じて選挙活動、あるいは日常の政治活動をせねばなりません。
私はこの規制のために、何十万というポスター印刷代と、貼り替えのための多大な労力が必要となりました。
つくづく、公職選挙法は理不尽、無意味な規制が多いように感じてなりません。
他にもたくさんの規制がありますし、その中には「こんな規制があるから、市民と政治が遠のくんじゃ!」と思ってしまうものもあります。
これは改正されましたが、私の一期目の選挙の時は、「無所属候補は、選挙期間中にチラシを配れない」という規制がありました。無所属には極めて不利ですし、何より「選挙期間中に配れない」って逆ちゃうん!!?って話です。
ともかく、私のポスターが変わっています。
ちなみにツーショットの相方は、大阪市会議員の武直樹(たけ なおき)さんです。
私より一期早く議員になられた、無所属の市民派議員です。私が議員を目指していた頃、同じ立場の仲間が集まる勉強会にも講師として来てくださり、私は大いに刺激をもらいました。
任期満了まで残り半年を切ったということは、選挙まで半年を切ったということです。
「日常の議員活動の先に、選挙での審判がある」と思っています。
選挙の前だけ頑張るのではなく、私は前回の選挙以降の3年半、もっと言えば、初当選からの7年半、一切手を抜かずに走り続けてきたつもりです。残る半年も、引き続き頑張って活動していきます。選挙前に慌ててチラシを出す人、慌てて駅に立ちだす人・・・、私はそんな議員では決してありません。
有権者皆さんも、「選挙前に誰が頑張っているか」ではなく、「四年間誰が頑張ったか」を厳しくチェックして頂ければと思います。
話があちこちに飛びましたが、「任期残り半年」の号砲を鳴らす二連ポスターでした。そんな私の二連ポスターを自宅・お店・駐車場等に貼ってくださる方も、大募集しております!
堺市議会議員ふちがみ猛志