政治に無関心でも、政治に無関係ではない
選挙3日目。
唯一の日曜日です。
本日は(も)自転車で各所をまわり、スポット演説を続けました。
こちらは正午に、焼肉のにおいを嗅ぎながら、空腹を我慢しての演説の様子です(笑)。
さて、私が度々演説で訴えているのは、「政治に無関心でも、政治と無関係な方はいない」ということです。
政治に無関心な方は少なくないでしょう。
でも、政治に無関係な方は、誰一人としていらっしゃいません。
買い物をしたときに払う消費税も、給料をもらう時に差し引かれる所得税も、国民健康保険料も、上下水道料金も、、、
いま歩いている道路をどのように舗装して、どのように照らすのか、
保育所の料金がいくらで、保育士を何人配置するのか、
挙げればキリがありませんが、生活に実に身近なモノゴトを、政治や行政の場で決めています。
私のごとき、微力な新人市議会議員でも、
例えば、「訪問型の病児保育」の実現には、一定の役割を果たせたと思っていますし、もし私(という、これを強く求める議員)がいなければ、少なくともこの施策の実現は、今よりも遅れていたと思います。
すべての人に関係がある施策ではありませんが、「これがなければ困る!」という方が、少なからずいらっしゃいます。
これは、私自身のほんの一例です。
逆に、前回の選挙で、私ではなく別の方が当選していたら、その方がこれとは違う施策によって、違う形で市民生活に影響を与えていたことでしょう。
要するに、私であれ、どの議員であれ、その取り組みが、人数の多寡はあるにせよ、市民の生活に一定の影響を与えるということです。
だからこそ、皆様には「政治は無関係ではない」という意識を持って、政治を見つめ、そして選挙に臨んで頂きたいのです。
誰を選んでいいのかわからない???
そういう方は、まずは難しいことは考えず、
子育てに関心のある方は、子育てに関する発信の多い候補者を。
高齢者福祉に関心のある方は、高齢者福祉に関して発信の多い候補者を。
経済なら経済、防災なら防災、、、という具合に、「選んでみる」というのでどうでしょうか?
一度、そうやって「自分なりの基準を持って」「選んでみる」ことだと思います。
そうすると、その議員が「本当にそれに取り組んでくれたのか」が気になることでしょう。
取り組んでくれたならそれでヨシですし、そうでなかったならば、次は違う人を選んだり、違う基準を設けたりすればいいのです。
「政治は無関係ではない」という意識を持ち、皆様の側から政治に関係してみる。
政治に関心のない方は、まずはそこから始めてみてはどうでしょうか?
堺市議会議員 ふちがみ猛志