私が野村ともあきを応援する理由
選挙戦がいよいよ最終日となりました。
泣いても笑っても、明日、新しい堺市長が決まります。
ここで改めて、私が「野村ともあき」候補を応援する4つ理由を述べます。
①都構想は絶対にダメ
都構想は、堺から権限と財源を吸い上げ、自主的な、きめ細かな政策をできなくしてしまうものです。
財源がなくなるだけでなく、膨大な経費や無駄が発生します。
「堺がなくなる」ということについても書きました。
私は、都構想は堺に百害あって一利なしだと確信しています。
市長と議会の判断のみで、都構想が実現する可能性が高まっています。そして、都構想は一度参加してしまうと、二度と元の政令市には戻れないのです。
だから、市民が「No」の民意を示すのは、今しかありません。
相手候補は「4年間議論しない、争点でない」としていますが、まちの在り方の根幹にかかわる問題です。それを有耶無耶にして、中長期のまちのビジョンを描けるわけがないのです。
やるのが4年以内であれ、10年後であれ、正々堂々と「都構想についてはこうする!」ということを議論すべきです。
それとも、そもそも中長期のビジョンなんてなく、場当たり的な市政運営をするつもりなんでしょうか。
②野村ともあきの政策の視点
野村さんの政策力については、私は議員時代から素晴らしいものだと思っていました。
今回のマニフェストでも、非常に具体的で、市民生活の安心安全に対するたくさんの政策が打ち出されています。
その中で、維新の候補者と、まったく姿勢が異なると感じるのが「教育」です。
「グローバル社会で活躍できる人材の育成」と掲げている通り、維新は「できる子を伸ばす」教育です(それそのものは否定しません)。また、大阪市の塾代助成に代表されるように、親目線の施策が多く、「そもそもほったらかしにされて、塾に行く・行かない以前の問題」という子どもは、視野に入っていません。
一方、野村さんは「底上げ」の教育です。教育予算を大幅に増やし、教員だけでなく、スクールソーシャルワーカーなど、家庭支援や、心理的支援ができるスタッフを増やすと表明しています。
「すべて」の子どもに「勉強できる環境」を提供しようとしている野村さん。
私は、野村さんこそ、公教育の目的を理解されています。
③維新の会の体質
維新の会の不祥事・失言が続いています。
丸山穂高議員の「北方領土を戦争で」という発言、長谷川豊公認候補の部落差別発言や、過去の「透析患者を殺せ」「女の8割はハエ」といった発言。
とんでもない発言ですが、マスコミや世間が騒ぐまでは、「言論の自由」と言ってかばい、党として公認し続けてきたのです。
今回の選挙戦でも見られた、児童自立支援施設の子どもたちへの偏見を生む、馬場幹事長の発言があったり、国会でも森なつえ議員が、堂々と「サイバー攻撃による、他国への先制攻撃」を主張しています。
人権や平和を軽視し、弱者に対する思いやりのない党の体質が、これらに見事に表れています。こうした政党の公認候補に、堺市政を委ねるわけにはいかないと、私は思っています。
④野村ともあきの心意気
最後は心意気です。
4月末の時点では、「誰が出ても勝てない」「無謀」「ダブルスコア」と言われた選挙でした。「無投票か」とも言われました。
しかし、「都構想はあかん」「Noの選択肢を作らねば」「堺を守らねば」との思いから、野村さんは当選したばかりの、市議の職を投げうって挑戦されました。自らの組織をも飛び出しての、たった一人の挑戦でした。
これを放っておくわけにはいかない。
これが私の素直な思いであり、私と同じように、彼を放っておけない多くの市民が、この戦いに集っています。全国の多くの議員も、党の指示ではなく、自らの意思で彼のもとに集っています。
どうか皆さんも、野村ともあきを応援する輪に加わって頂けないでしょうか。
無謀だと言われた戦いも、各種の調査によれば、ほぼ横一線に近いところまで来ているようです。あと少しです。
「野村さんを堺市長に」という皆さん、「相手候補よりはマシかな」という皆さん、「どっちでもいいけど堺がなくなるのは嫌」という皆さん、「よくわからんけど渕上の言うことを信じてやろうか」という方、、、、、
どうかどうか、堺市長には野村ともあきをよろしくお願いします!!
できましたら、ご家族、お知り合いにも、「野村を」とお声がけをよろしくお願いします!
堺市議会議員ふちがみ猛志