大津の事故を受けて
大津市で、散歩中に信号待ちをしていた園児たちに、車が突っ込んで2人が亡くなった事故から4か月あまりが経ちました。
大変衝撃的なニュースで、保育所に子どもを通わす親として、他人事ではない気がしていました。
そこで改めて区内の交差点を見て回りますと、スピードの出る幹線道路なのに、遮るものが何もない交差点が少なからずありました。
そんな交差点に、万一の時のために、少しでも衝撃を和らげられるようにと、ポールを設置してもらいました。
■田出井町交差点
■塩穴交差点
特に田出井町交差点は、小学生の通学路で、時間帯によって大勢の子どもたちが信号待ちしています。見守り活動の方も、遮るものが何もないことを「怖く感じることもある」とおっしゃっていたので、本当によかったと思っています。
実は、2、3年前にも一度担当課に要請したのですが、その時はあれこれ理由をつけて断られていました。
私も「そんなもんかなぁ」と思って諦めてしまっていたのですが、今回の事故を受けて再度お願いしたところ、こうして設置に繋がりました。
当時と担当者が変わったこともあるでしょうが、あの事故で職員の意識が変わったのかもしれません(私は変わりました)。
実に地味な活動ではありますが、万一の際には命にもかかわる問題ですから、今後もしっかりと取り組んでいきたいと思います。
ご近所で気になる交差点があれば、ぜひご連絡くださいね。
堺市議会議員ふちがみ猛志