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南海高野線の高架化は必要!!

南海高野線の高架化が、ようやく動き出しています。

遡れば、2009年から「必要な事業」として位置付けられながら、「いつ始めるのかもわからない」「やるかどうかもわからない」という状況が続いていました。
初当選以来、「堺東周辺のまちづくりに不可欠」「やるかやらないかで、堺東のビジョンが全く変わる」「早急に事業スケジュールの策定を」と、しつこく訴え続けてきました。
そして、いくつかのプロセスを経てようやく、このほど「2020年事業化、2040年完成」という計画が示されるに至りました。大変な事業ですが、千里の道も一歩からです。
私も早速、このようなイラストを作り、今月発行する議会活動報告で掲載する予定です。

また、今月からは、堺市の担当課による地元説明会も開始されています。(私も行ってきました)

どんな事業にもつきものですが、やはり反対意見もありました。

この事業には多くの予算を伴いますし、用地買収(立ち退き)の対象となる方も出てきますから、当然でしょう。
ただ、この事業のもたらす大きなメリットをご理解頂き、ご協力にこぎ着けなければなりません。
踏切がなくなる。
事故や電車の遅延がなくなる。
渋滞がなくなる。(大幅に減る)
東西の行き来が活発になる。
一体的なまちづくりが進む。
線路下のスペースが活用できる。
等々、挙げればキリがありません。
私はこの事業が、確実に堺東を変える「必要条件」だと思っています。(十分条件ではありません)
「うーん、そうかなあ…?」
「やっぱり、反対やなぁ」
と思う方へ。
ここではくどくど書きません。
ですが、想像してみてください!!
南海本線が、すべて踏切だったらどうなりますか?
いまでは考えられないことですが、私が生まれた頃はそうだったんです。
本線も、高架化が表明された頃は、反対の方もいたでしょう。
しかし今、本線について「高架化なんてしない方がよかった」と思う方は、ほぼ皆無でしょう。
私は、高野線の高架化も、2040年に完成した後には、必ずそうなると思っています。
もちろん社会的背景が、本線の頃とは違いますが、むしろあの頃より、「まちのバリアフリー化」「高齢者や歩行者目線のまちづくり」が大事になってきています。
反対の方の声にもしっかり耳を傾け、心配が少しでも解消するよう配慮しながらも、子や孫の世代のことも考えながら、この事業の一日も早い完成を、引き続き訴えていきたいと思います。
どうか皆様のご理解をお願いします。

堺市議会議員  ふちがみ猛志

意見・提案