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欠伸稿をご存じですか?

欠伸稿(かんしんこう)をご存知ですか?

…私は知りませんでした。
堺随一の豪商にして、信長・秀吉の茶頭だった津田宗及。その息子で、文化人として名を馳せた江月宗玩の語録。それが、欠伸稿です。
それは、利休の生涯や、当時の堺、京都の様子を解き明かす貴重な歴史資料でもあります。
また、公開された堺を舞台にした映画「嘘八白」でも、この資料の記述が、ストーリーの重要なポイントになっています。
その欠伸稿を読む会が、利休にも繋がる歴史のある、妙法寺さんで開催されました。
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正直申しますと…、その内容は私には難しすぎるわけですが…、

歴史と文化の香りだけは、存分に満喫して来れました。
京都でも欠伸稿を読む会があるそうです。
単に「古い建物」があるかないかではなく、こうした市民の取り組み、市民の意識が、町全体の文化度を高め、京都のイメージを作り、魅力に繋がってもいるのでしょう。
文化的な催しが、歴史的な場所で、市民の手によって行われる。
「文化都市・堺」のこうした取り組みを、私も応援していきたいですね!

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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