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自転車のまちの新名物に?

自転車のまち堺!

なのに、それを活かしたもの、それを実感できるものがあまりない…。
そこで社会実験として試験導入されたベロタクシー!
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「ベロ」はラテン語で自転車。

要は、自転車タクシーです。
(ベロタクシーが世界的に商標登録された呼称なのです)
利晶の杜を拠点に、しばらくの期間、無料運行されており、先週月曜に試乗してきました。
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歩くのより、やや早いくらいのスピードで、堺の中心市街地をぶらり旅。

なかなか気持ちのいいもので、タクシーとは違う景色が流れていきます。
興味深かったのは、その利用者アンケート。
「一回あたりの利用料金は、どの程度が適正か?」
という問いには、「200円くらい」という答えと「1000円以上」と二極化しているようです。
日常の足とするなら前者。
観光の足とするなら後者。
なのでしょう。
バスに乗り遅れて、次のバスまで面倒だから。
タクシーがなかなか来ないから。
そんな方だと、バスやタクシーよりのんびりなベロタクシーは、当然それより安い値段が適正になるでしょう。
でも、京都などでよく見かける人力車のように、気ままにゆったりと観光ポイントをまわれて、時に運転手に解説までしてもらえる、、、ならば数千円でも構わないですよね。
私はやはり後者でいきたいと感じました。
堺の観光のウィークポイントは、スポットが点在していてまわりづらいということも、その一つです。
ベロタクシーがその改善手段の一つとなり、さらには「自転車のまち」を実感できるものになるといいですね!
堺に着いたら、駅前には機械式駐輪所があり、簡単にコミュニティサイクルが借りられ(方々で乗り捨てできて)、あるいはベロタクシーがすぐに乗れて、それらが整備された自転車レーンを走り、あちらこちらを廻れる。
自転車の関連イベントも、頻繁にやっている。
そうなれば、きっと来街者は「さすが堺は自転車のまち!」と感じてくれることでしょう。
とりわけ平日の採算性など、課題は多いですが、他市の事例も調べながら、実現を目指していきたいと思います。
ちなみに、このベロタクシーは電動アシスト付きです。
運転させてもらいましたが、同僚で大柄の木畑議員を乗せても、ラークラクでした!
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堺市議会議員  ふちがみ猛志

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