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海外訪問フィリピン・マンダルヨン市へ

フィリピンのマニラ近郊にある、マンダルヨン市に行ってきました。

三日間の旅費(航空券・空港利用料・宿泊代)は約5.9万円です。(LCCって、ほんとに安いですね…)
そのうちの80%、4.7万円ほどを政務活動費で支出いたします。(残り20%が私費負担です)
国内視察でも、3万円以上の支出を伴うケースはよくありますから、決して高額であるとは思いませんが、それでも「市議会議員なのに、なぜ海外視察に?」というご指摘も、当然あるでしょうから、このブログに、まずは視察への思いを掲載したいと思います。
もちろん、後日、公式の政務活動費関連資料としても、インターネット公開されます。
【マンダルヨン市を訪れた理由】
①マンダルヨン市から友好交流のための招待があったため。
過日、マンダルヨン市の市長、議会議員らが、堺市を表敬訪問し、堺市議会の国際友好議員連盟(のうちの代表者ら)との交流会が行われました。
もともとは、堺市民の方が現地で長期間空手を指導されており、そうしたご縁が、交流に繋がったそうです。
その交流会を経て、マンダルヨン市側からも、「ぜひ堺市からも、マンダルヨン市に」とご招待があったのです。
「姉妹友好都市の提携をする」など、今後の具体的なことは決まっていませんから、市長や議長による公的な対応が難しく、かと言って、大変ありがたいお誘いをお断りのは失礼ですから、「友好交流を広げていこう」と考える有志の議員で、ご招待を受けることにしたのです。
②将来、姉妹友好都市を目指すステップとするため。
現在、堺市には、アメリカのバークレー、ニュージランドのウェリントン、中国の連運港という、3つの姉妹友好都市があり、定期的な交流が図られています。
もちろん、この3都市は、堺にとって大事な都市ですが、残念ながら、歴史的な繋がりがあってそうなったわけではないそうです。
言うまでもなく、堺市は、古代・中世から世界と交流してきた町です。
私はできれば、歴史的にも堺と深い繋がりのある国の中で、姉妹友好都市を作れないものかと思っています。それは、議会でも訴えてきました。
具体的には、、
古代の古墳造営で繋がる、韓国。
中世の南蛮貿易で繋がる、ポルトガル。
堺の豪商・呂宋助佐衛門が渡った、フィリピンです。
そうした姉妹友好都市があり、実際にその歴史を意識した交流がなされることが、市民に広く、堺の歴史や、
国際交流の意義について、知ってもらうことにも繋がると思います。
また、先方にも、堺を身近に感じてもらえると思います。
国同士のお付き合いには、どうしてもその時点での国際関係に強く影響されてしまいます。
しかし、そこから一歩離れ、市民同士の付き合い、都市間の付き合いを深めていくことが、国際関係を安定させていくことにも繋がると、私は思っています。
そんな思いから、せっかくの御縁があったマンダルヨン市です。先々にお互いの機運が高まったならば、
私が願う「フィリピンの姉妹友好都市」に…、と訪問を決めたのです。
③そのステップを私自身が体験し、学ぶため。
もちろん、お互いの思いがあっての姉妹友好都市であり、都市間交流ですから、今後、マンダルヨン市とどうなるかは、まだわかりません。
ただ、先述の通り、私は歴史的な繋がりの深い、韓国、ポルトガル、フィリピンに、姉妹友好都市を作りたいと思っています。
そのためにも、一議員という立場でしかありませんが、動き出したマンダルヨンとの交流に加わり、その経験を、今後の他都市との交流にも活かせたらと思ったのです。
以上が、マンダルヨン市への訪問に至った経緯であり、「一定、議員の活動にも資するもの」と私が判断した理由です。
さて、その訪問の結果ですが、、、
それは次のブログで!

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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