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ある精肉店のはなし

昨日、堺市人権教育研究会主催の、教員向けの人権教育夏期研究会を見学させてもらった。

教員向けだから、そこに議員が行くのはかなり珍しいようだが、私も文教委員会で「教員の研修機会の確保を」と訴えてきた人間。
「じゃ、どんな研修を?」と、やはりその内容をこの目で見たいと思ったからだ。(もちろん、研修は色々あると思うが、その一つとして)
さて、そこでプログラムの一つとして観た映画が、「ある精肉店のはなし」。
これは、以前から気になっていて、観てみたい映画の一つだった。
あれこれ詳細を書くのは控えるが、、
「いのちを食べて、いのちがある」という、当たり前のことを、強く、優しく伝えてくれる映画だった。
牛の解体シーンは衝撃的で、それが精肉になっていき、また臓物が様々な料理に、また牛皮がだんじりの太鼓に変わっていく様は、普段何気に生活し、食事をしている私たちに、「いのちの尊さ」「いのちとの繋がり」を感じさせるものだった。
部落差別問題にも触れられていて、メッセージを発しているというより、「考えさせられる」映画だった。
教員の皆さんにも、こうした「いのちの繋がり」を子どもたちに伝えてほしいし、できれば、子どもたち(中学生くらいかな)にも、この映画を見てほしい。
皆さんもご興味があれば、ぜひ!
堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案