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公教育の目的は?~奇跡の小学校~

昨日の、人権教育研究会で印象的だった講演。

大阪市立東住吉大空小学校、木村泰子初代校長のお話。
ここは、支援学級を置かず、発達障害児も含め、共に学び、そして「不登校ゼロ」を実現し、「奇跡の小学校」と呼ばれた学校。
ここでも話の詳細については、紹介を控えたいが(守秘義務のある教員を前提とした話だったので)、印象的な部分を少しだけ。
木村校長曰く、
公教育の目的は、学力を伸ばすことではなく、「すべての」子どもに、学ぶ権利を保障すること。
まさにその通りだと思うし、全教員がその視点で「すべての」子どもに向き合ってきたからこそ、「不登校ゼロ」という、奇跡の結果を生むことができたのだろう。
翻って、堺市。
ちょっと、学力に偏重していないか?
堺市教育委員会が考える、公教育の目的は?
気になるから、今度、議会で質問してみようかな??
なお、個人的には、きめ細かい教育のためには、支援学級はあった方がいいんじゃないかとか、いろいろ考えるところはあったけど、、そういった「手段」の以前に、大前提としての「公教育の目的」、ここがしっかりしてなければならないと痛感したわけです。
会場に集まった千人を超える、教員の皆さん、公教育の目的を胸に、どうか子どもたちをよろしくお願いします!
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堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案