なるほど訪問型のメリット
堺市で(市の事業として)訪問型の病児保育がスタートして一年。
事務所を訪ね、代表者の方から最近の様子を伺いました。
利用者が増えてきていること。
最近のインフルエンザの流行時には、てんやわんやだったこと。
それでも、断るケースも少なくやってこれていること。
そんな話を聞きました。
10名ほどの訪問スタッフがフル回転だったそうです。
「10名ほどだと、たいていの施設型よりもキャパが大きいですね」と私。
すると、
「施設型だと、インフルエンザの子を受け入れると、その部屋には、同じ型のインフルエンザの子以外、受け入れられなくなります。でも、訪問型なら、一人ひとり違う症状でも、スタッフの人数分、ちゃんと受け入れられますからね。」
そうか。たしかに。
施設型だと、子の病状次第で、キャパを使いきれないことがあるのか。
そういう意味では、税の費用対効果の面でも、訪問型はなかなかのもんなのかも。
(もちろん、施設型には施設型のメリットがあります)
初当選直後に訪問型病児保育を訴えた時には、
「そんなの、利用したいですか?」
と、一部の職員から冷めた反応が返ってきたものでしたが、
ほら!やってよかったでしょ!?
と、なんとなく鼻高々の私でした。
堺市議会議員ふちがみ猛志