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ガキの使いやあらへんで ~百条委員会~

昨日の百条委員会。
私の感想は、タイトルの通り。

小林よしか議員が、証人尋問の日程として、委員会が用意した5つの候補日時を、「すべて都合が悪い」と拒絶。

そして、その折衝役だった議会事務局(職員)は、そのことをあっさりと報告。
その理由を「補佐役の弁護士が見つからないからだそうです」と。

はあーーー???

である。
小林よしか議員も、議会事務局も。

正直言って、小林議員の対応は想定内。
それに対して、議会事務局は、どこまでネゴしたんだ??

ガキの使いやないねんど!!!!

と言いたくもなる。

まず、そもそも論だが、百条委員会において、証人尋問の日程は、委員会側が決定する。
基本的には、5日以上前に通告するだけで、証人には、出頭する義務が生じ、拒否すると、委員会の議決により、処罰の対象となる。
ただし、出頭できない「正当な理由」があれば、その限りではない。

ここでいう「正当な理由」とは、入院しているとか、そういう止むに止まれぬことであり、単なる本人の都合が認められないのは、言うまでもない。

よって、今回のように、事前に本人の都合を確認したのは、ある意味、委員会側の「配慮」である。

まして、私たち13人の委員は、皆それなりに多忙な中、2月1日から10日の短い期間に、五つもの候補日時を用意した。全員がスケジュールを調整し、証人尋問のためにキープしており、その「配慮」たるや、相当なものである。

それに対して、なんだろうか、本人の姿勢は。

理由も「弁護士がみつからない」とのことだが、弁護士についても、そもそも、本人の「つけたい」という申請があれば、委員会が「許可するかどうか判断」するのである。

つまりは「ついてないから、行けません」というのは、理由にならないし、本人が判断すべきことではない。

また、百条委員会設置が決まったのは、昨年12月17日で、それから1か月。
最重要人物であり、証人尋問の対象者となるのは誰の目にも明らかな彼女は、その自覚があったのだろうか。
この1か月、何をしてきたんだろうか。
それを今になって、「弁護士がみつからないから待って」とは言語道断である。

委員会は紛糾し、慌てて維新の池田議員が、「明日には本人と弁護士が会う。明日には日程調整可能」と発言。

だいたい、こんなことを議員が話していること自体がおかしい。
本来、これは事務局が本人から確認し、説明しなければならないことだ。

すぐさま長谷川議員から「休憩をとって、事務局が本人にすぐ確認するべき」との提案があり、そうなったのだが、連絡を取った上での小林議員の回答も、「明日のうちに候補日を出します」だった。

日程を決めるのは委員会側なのに、本人はどういうつもりだろうか。
本来ならば、「明日のうちに、指定された候補日のどこかで調整します」でしょうが。
(ここでもガキの使い)

だらだらと書いたのだが、、、

・日程は委員会側が決める(決め打ちできる)
・それでも配慮して委員会側が候補日を提示してあげた
・証人が弁護士をつけられるかどうかは、委員会側が判断
・百条委員会設置が決定してからすでに1か月以上経過

ということを、

小林議員は全く理解できていない。

さらに、事務局もそんな小林議員に言われるがままだと言われても、仕方がないやりとり。

もちろん、一番の問題は小林議員本人であることは、言うまでもないが、、

改めて言わせていただく。

ガキの使いやないねんど!!!!

ちなみに、荒れた委員会となったが、

・2月1日に次回委員会を開催すること
・そこで小林議員の証人尋問の日程と、尋問内容を決めること
・日程は、遅くとも2月10日までとすること
(当初委員会が出した候補日内で、一番遅いのが2月10日だった)

が決定した。

はてさて、次回はどうなるやら。

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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