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障がい者の作業所

「障がい者の作業所」というと、他人事のように思う人が多いのではなかろうか。

本日、麦の会チャリティ寄席に行ってきた。
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麦の会は、障がい者の作業所を運営する社会福祉法人で、本日のチャリティ寄席は、「麦の会を支える会」によるもの。

さて、その寄席自体は面白かったわけだけど、より印象的だったのは、麦の会の作業所に通う皆さんによる、メッセージビデオ。
当たり前の話だけど、障がい者といっても、先天性の方ばかりではない。
麦の会では、脳卒中や、交通事故など、後天的に障害を負われた方が多く作業されている。
今日のメッセージビデオに出ていらっしゃった方は、スノーボードで転倒して、頭を強打し、障害を負われたのだという。
つまり、障がい者の問題というのは、決して他人事ではない。
私は違うから、うちの子は違うから、ではない。
明日、交通事故に遭うかもしれない。
1時間後に、脳卒中で倒れるかもしれない。
いつ何時、当事者になるかもしれない。
多くの人が、そんな思いをもつと、障がい者施策も、地域の中での障がい者施設の環境も、ずいぶんと変わってくるのではないだろうか。
堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案