パパの育児が普通になる日
三日前の話だが、ファザーリングジャパンの勉強会に参加。
ファザーリングジャパンは、
男性が父親として積極的に育児をし、その喜びによって、笑っている父親が増え、それが子どもや母親の笑顔、さらには企業や社会の発展にも繋がるとの信念のもと、父親の育児参加とそのための環境整備に努めているNPO。
すごく勉強になりました。
育児休暇の取得率は、
女性が約80%。
男性が2%。
男性が育児にかける平均時間、
一日39分。
イクメンなんて言葉が流行っているけどまだまだ男性の育児参加は希薄。
安倍政権は、女性の活躍を掲げている。
女性の社会進出は、男性の家庭進出と、本来セットであるもの。
女性がどうやって社会で活躍するかは、
男性がどうやって家庭・育児で活躍するかにかかっている。
そんな中、印象的な講師の言葉。
①男女共同参画を語る時、昔は「悪い男、かわいそうな女性」というロジックだった。いまは「パパはもったいない、ママはズルい」。
※色んな社会や企業の阻害要因で、こんなに楽しい子育てに参加しづらいパパってもったいないよね。独占してるママはズルいよね、という話。もちろん、象徴的な言葉として語っているわけで、ママが楽してるとかという意味ではない。
②パパの子育ては5人を幸せにする。
※5人とは、子育てという楽しみを得られる「パパ」、一人で背負わずにすむ「ママ」、両方にかわいがられる「子ども」、社員の家庭がうまくいくことで仕事にも打ち込みやすくなる「企業」、未来を担う世代が元気に育っていく「社会」。
③ファザーリングジャパンを早く解散させたい。それは、パパの育児参加が普通になり、私たちのやることがなくなる日。
早く、そんな社会にしないと!
そして④!
社会と企業がとりわけそのことを意識しないと。
そのためには、政治がやれることもたくさんある!
そんなことを改めて思う。
ふちがみ猛志